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スケジュール
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
すべての原発いますぐなくそう!全国会議
NAZENブログは、こちら

11月10日(木)
昼食は鮭チャーハンに 三里塚の野菜をたくさん入れて あんかけチャーハン
完成!
ハネやんが買ってきた夕食の材料を
運ぶオカちゃん
夕食は豆乳鍋 差し入れの生ハムを水菜と合わせ
三里塚の青梗菜・小松菜・法蓮草の

お浸し

 
練馬区役所へ行ってきました。
「赤い羽根共同募金」の申請方法が、今回から変更されたためです。
今までは、共同作業所として、物品販売の資金が足りないため、仕入れ費を補助してほしい、という内容(利用者が自立・独立するための事業として、販売に携わる)で申請。
これが認められて、毎年、助成金が下りていました。
リサイクルショップの作業所の中で、自主製品の販売が、こうして成り立っていたのです。
これがまったく認められなくなったのです。
事業所の備品を買う、講演会を企画する、旅行する、などあらかじめ使い道を組み立てて、それの75%を補助する、という内容でなくてはならない、と変更されたのです。
備品を買う、つまり、企業に資金が流れる仕組み、儲けが資本家に溜め込まれる仕組みが見て取れます。
その上、事業所の負担が増えます。事業費総額の25%を事業所が負担する。これは、予算ぎりぎりで運営している、街のような、小規模の事業所にとって、ものすごい負担額です。
ますます助成金が使いづらくなっていく。経営手腕が必要不可欠ということ!新自由主義ががんがん、福祉分野、共同作業所にも襲い掛かってきています。
歴史的に先輩たちが、闘いとってきた「共同作業所」。これを守るために立ち上がりましょう。障害者も同じ労働者階級です。労働者階級の解放をかけて、今こそ、私たちが闘わなければなりません!!
本日(11/9)の斎藤君動画
3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載
本日の斎藤君
Occupied Wall Street の現状
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」のブログから転載
 わが畏友Kmからのメールで知った話。Occupied Wall Street の現状についてです。

 占拠現地では新聞が発行されるようになったり、病院がつくられたり、食糧・衣料・毛布配給所や図書館まであるそうです。清掃や治安を守るパトロールなども当番で実施されているとか。すっかり「街」化しているようです。

 その一方ではこの占拠行動に対する弾圧も頻発していて、トラメガの使用は禁止されたし、警察によるヒスパニック・黒人を狙い撃ちにした職務質問攻撃が仕掛けられているとのこと。事態はいよいよ一触即発の爆発情勢です。

 しかも、朝夕の通勤・退勤時にはウォール街の金融機関で働くエリートたちが、NYPD(ニューヨーク市警)に守られながらプラカードを掲げて登場しているそうですが、そのメッセージはなんと!「俺たちには1%のプライドがある」「俺たち1%の力はおまえらのドラムの音より強力だ」なんだって。サイテーの奴らだね。畏友Kmのメールには写真が添付してあって、プラカードを持つスーツ姿の「1%」とそれに抗議するホームレスの姿がとても印象的でより怒りが増してくるのですが、無許可でアップロードするわけにもいかないので残念!

11月9日(水)
昼食は動労千葉物販のソバ 三里塚の野菜の日 天ぷらや
お浸しなどに
夕食はサンマ寿司


三里塚の白菜と豚肉の鍋
スペアリブとマカロニサラダ

 だ  ん   け  つ  2011年11月9日
710
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

国技館でのTPP反対集会に三里塚反対同盟「農地死守」訴えて登場!
 11月8日、東京の両国国技館において「TPPから日本の食と暮らし・いのちを守る国民集会」が開かれ、三里塚芝山連合空港反対同盟と三里塚闘争連絡会議が参加者へのビラまき・情宣に立ち上がった。

 野田首相がTPP参加をいよいよ決めようとしている。この情勢に危機感と怒りを抱く農民・漁民をはじめ、農林漁業、生協、医療、自治体などの労働者・関係者6千人が全国から参加した。いつもは大相撲で賑わう両国駅前から国技館までの一帯が、この日ばかりは野田政権のTPP推進に対する激しい憤りで満たされた。

 三里塚反対同盟の伊藤信晴さんと支援連は開場と同時に国技館前に登場し、TPP反対を訴えるとともに成田空港の農地強奪攻撃を暴露し弾劾するビラをまき始めた。傍らには「三里塚・反TPP」と大書されたむしろ旗、赤い反対同盟旗とのぼりが立てられ、「農地死守」の非妥協の闘いを日々45年間も貫いてきた自負を誇示した。

 正午前から大型バスがどんどん到着し、入り口に続々と参加者が殺到した。「空港建設のための農地取り上げ絶対反対!」のかけ声とともにビラは次々と手渡され、市東孝雄さんの耕作地の地図が入った農地裁判の解説はむさぼるように読まれた。

 集会は午後1時半から開始され、TPP参加によってもたらされる農業をはじめ日本の全産業への大打撃を想定し、「断固阻止!」の覚悟と決意で終始貫かれた。特に福島原発事故が一向に収束しない中であえて強行しようとする野田首相に6千人の怒りが集中した。

 各党代表の国会議員も「阻止に向け精一杯がんばる」などと威勢のいい発言をしたが、とりわけ民主党、自民党に弾劾と不信の野次がたたきつけられた。
 三里塚「農地死守」の闘いと全国農民のTPPへの怒りの結合をさらに深めよう。労働者と農民の革命的連帯を発展させ、TPPを粉砕しよう。(TN)

徳島刑務所ゼルツァーさん夫妻
面会拒否! 暁子さん徹底弾劾
 11月8日、11・6労働者集会に参加したステイーブ・ゼルツァーさんとお連れ合いの鳥居和美さんが、星野文昭同志に面会するために徳島刑務所を訪れた。ところが、徳島刑務所はこれを拒否した。

 大阪、岡山からも仲間が駆けつけ、徳島刑務所を徹底的に弾劾した。

 国際連帯の実現をかけた星野同志との面会を拒否する徳島刑務所を許すな。全国の怒りを徳島刑務所に叩きつけよう。11・27星野全国集会に圧倒的に結集し、星野同志を今こそ取り戻そう。(写真は徳島刑務所の門前に集まったゼルツァーさん夫妻と仲間たち)
 午後2時、ゼルツァー夫妻と星野暁子さんは面会を申し込んだ。門前には「第1統括」を始め5人の職員が待ち構え、「一度に3人しか構内に入れない」と制限する。これも、昨年から始まった新たな攻撃だ。 中に入る3人を、拍手で見送る。「第一統括」が「所長の決済を得る」と言っていったん事務所に入り、ゼルツァーさんらの面会を認めないと通告した。理由は、「所長の決定」と言うばかりだ。さらに「運動の代表としては3人の面会しか認めていない。その差し替えなら検討する」と、さらに不当なことを言ってくる。これを弾劾した上で、暁子さんが面会に入った。

 ゼルツァーさんは、「日本の受刑者の民主的権利がいかに蹂躙されているか良く分かった。ブラザー星野がこんなところで37年間も闘っているのはすごいことだ。これを国際的に発信して、大きな闘いをつくり出そう。星野さんを解放しよう」と訴えた。

 暁子さんが出てきて、星野同志が面会を楽しみにし、ゼルツァーさんに伝えるために英語のメッセージを用意していたことを伝えた。「自分は元気で闘っている。暁子やみんなから元気をもらっているからだ」と語り、11・6集会の報告を真剣に聞いたことが報告された。

 それを聞いて、さらに怒りがわいてくる。岡山、大阪の仲間が、次々に差し入れ行動を行った。最後に、ゼルツァーさん、鳥居さんも差し入れをした。その後、暁子さん、ゼルツァーさん、鳥居さんが構内に入って、怒りに燃える申し入れ行動を行った。その後、神山森林公園から徳島刑務所を見下ろして、星野同志への激励を送った。

 徳島駅前で、面会拒否弾劾の街宣を行った後、「国際救援集会」が開催され30名が集まった(写真)。暁子さん、ゼルツァーさんの報告を受けた後、質疑応答が活発に繰り広げられた。ゼルツァーさんは、星野同志の闘いを全世界に発信することの重要性を強調し、そのために若い人に期待すると、学生や青年労働者に語りかけた。

 国家権力は、反原発・反失業の闘いの高揚、11・6労働者集会の爆発に心底恐怖している。それに対する逆流として、星野同志への弾圧を強め、面会拒否を連続している。労組交流センターは、来年2月、定期総会を徳島で開くことを決定した。星野同志を労働者階級の力で取り戻す情勢が来た。11・27星野集会を大成功させよう。(K)

 

11月8日(火)
マンション掃除
昼食は関町・担担麺 150円の餃子
食後、定例の「前進」の読み合わせ
3時のオヤツ
脱走猫・ブーちゃん、ついにパートタイム・籠の猫に
夕食は大根と鶏の煮物 舞茸ご飯 差し入れのハタハタ
切り干し大根サラダ 茹で鶏・叩き胡瓜・白髪ねぎ アンキモの味噌汁
熱烈、「街」屋台、11・6集会

総括、大バトルへ

 
反原発★反失業11・6日比谷労働者集会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」のブログから転載
 毎年開催されている11月労働者集会ですが、今年は様々な意味で従来の集会のありようを大きく突破するものとして大成功しました。長丁場の集会となりましたが、前半のイベント企画から集会・デモへと、関連企画も含めてきわめて多彩でした。音楽・アート・パフォーマンス、そして闘いの意志がぶつかり合う集会、それ自体がパフォーマンスとなっていた大デモ。一参加者としておもしろかったですね。これは鶏が先か卵が先か的な論理ですが、企画が多彩であったからこれまでにない幅広い人たちが参加したのか、幅広い人たちが集まったから多彩な行動になったのか?やっぱり正解は後者ですよね!

 わが東京西部地域からも、ほんとうに多様な人たちが集まりました。文字どおりの老若男女です。こうした想いをどのように今後つなげていくか、課題は鮮明でありかつそれほど容易ではありません。それと併行して、この熱気をいかに階級的労働運動の前進として集約していけるか、最深の課題がそれです。年内粘り強くがんばってみましょう!

11月7日(月)
やっぱり東京は高濃度被曝をしている
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」のブログから転載
 杉並区の区立小中学校の校庭に冬期間敷いてあったブルーシートから、3μsv/時前後(年換算では20msv以上ですか!)の高い放射線量が測定されたとの発表がありました。新聞報道では堀ノ内小・東田小・桃井5小での測定とのこと。東京東部地域ではホットスポットの存在がすでに確認されていますが、いわゆる「山の手」でこれほどの高い放射線量が確認されたのは初めてではないでしょうか。

これは何を意味しているか?これら小学校の場所を地図で見れば明らかなように、杉並区の全域にわたってそれだけの高い放射線被曝が起こっているってことですよね。ブルーシートが敷かれていない場所では、雨や風に流されたり土中に染み込んだりしているから、この間杉並区が測定して「安心だ」と発表している低い放射線量しか測定されていないに過ぎません。その線量の元になっている放射性物質はどこにいったのか…。恐るべき事態です。杉並区は今すぐ地方自治体として、「すべての原発の停止を求める」声明を発すべきではないでしょうか!

区立小中学校の校庭芝生化については、当時の山田区政のやり方に断固反対してきたわけですが、案の定冬場は芝生化された校庭では子どもたちは遊べない事態が生じていることに怒りを新たにするわけですが、“そのおかけ”でこうした戦慄すべき被曝の実態が明らかになったという皮肉な結果になりました。
 千葉で開催された労働者国際連帯集会。ウォール街・ギリシャなどの世界の革命情勢と完全に切り結んだ集会。発言はILWU(国際港湾倉庫労働組合)ローカル21(21支部)のダン・コフマン委員長。

 だ  ん   け  つ  2011年11月7日
709
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

6000人が被災地と連帯、
116日比谷反原発・反失業のうねり
 11・6全国労働者総決起集会が東京日比谷野外音楽堂で開かれ5950人が参加、福島原発事故と再稼働攻撃、大失業と非正規職化攻撃に対する労働者階級と全人民による総反撃の宣言が発せられた。

 大恐慌下の新自由主義攻撃との激突の渦中にある韓国やアメリカなど世界の闘う労組代表が参加。スト決起で新自由主義との闘いの先陣を切る動労千葉や動労水戸、1047名解雇撤回を闘う国鉄労働者の闘いを先頭に、日本の階級的労働運動復権への闘いが、全世界の99%の労働者人民の反乱の先頭で、プロレタリア世界革命に合流しつつあることを確信する集会となった。
 司会は動労水戸平支部の川俣辰彦さん、ふくしま合同労組委員長の市川潤子さん。開会は本集会の呼びかけ4団体のあいさつから始まった。

 全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の高英男副委員長は、7月から4カ月に及んだ産業ゼネストで関西の建設現場の8割をストップさせた闘いを報告、全国金属機械労働組合港合同の中村吉政副委員長は「現在の労働組合の責任と課題は、どんな社会をどう作るかの展望を明らかにすること。団結こそ命」とアピールした。さらに動労千葉の田中康宏委員長は、運転基地統廃合反対の指名ストに突入したことを報告し、「大失業と原発事故の根っこは同じ。職場から新自由主義に立ち向かおう」と呼びかけた。また国鉄闘争全国運動の呼びかけ人・伊藤晃さんは「資本主義を揺るがす世界の民衆運動と合流を」と訴えた。
 国際連帯アピールでは、韓国代表団32人全員が登壇し、民主労総ソウル本部のイジェウン本部長が「韓日の労働運動が世界の運動と合流し、新自由主義の息の根を止めよう」と呼びかけた。

 アメリカからはILWU(国際港湾倉庫労働組合)ローカル21のダン・コフマン委員長が、港湾の穀物列車を実力で阻止した闘いを報告。「資本と大企業の欲張りにノー! 史上最悪の財政詐欺で数兆ドルを労働者から盗んだウォールストリートに対する占拠闘争が全米と世界に広がっている。連帯を」と訴えた。ドイツからは「マルクス主義イニシアティブ」のディーター・エルケンさんと「職場・組合・社会運動フォーラム」のラーベン・ブロンシュタインさんが登壇して発言した。滞日・在日外国人の仲間たちが壇上に並び、クルド、バングラディシュ、ビルマ、インド、イランなどの代表が発言した。
 

 集会カンパのアピールと韓国民主労総の律動隊の演技をはさみ、大挙参加した被災地の仲間たちが登壇した。

 福島からは福島県教組の清野和彦・元委員長と「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の中手聖一さん、佐藤幸子さん、椎名千恵子さんらが発言。清野さんは「いま福島市の放射線量は1・18マイクロシーベルト。一般人の入れない放射線管理区域より高い」と警鐘を鳴らし、中手さんは「除染と称して目の前の命を守らずにどうする」と政府の姿勢を厳しく批判した。

 さらに仙台市職労の神保美彦副委員長が「復興特区というさらなる新自由主義を許さない」と決意を述べた。

 「闘いの最前線からの発言」では、三里塚芝山連合空港反対同盟の萩原進事務局次長、憲法と人権の日弁連をめざす会・森川文人弁護士、原発を闘う医師たちを代表して広島高陽第一診療所の医師・吉田良順さん、NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)事務局長の織田陽介さん、とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局長の西川重則さん、沖縄行動団代表の宮城盛光・北中城村議らが発言した。この中で萩原さんは「農民は労働者の同盟軍だ。TPP(環太平洋経済連携協定)参加をねらう野田政権と徹底的に闘おう」と訴えた。吉田さんは「闘う医療施設を福島に作る」と決意を語った。

 「1047名解雇撤回・国鉄闘争勝利にむけて」で多数の国鉄労働者が登壇。動労千葉青年部長の北嶋琢磨さん、この10月に動労水戸に加入した青年労働者を先頭に、動労千葉争議団の中村仁さん、国労小倉闘争団の羽廣憲さん、国鉄闘争全国運動の手嶋浩一・元国労九州本部書記長が発言した。

 決意表明は自治体、教労、郵政、医療。合同労組など7人と全学連の齋藤郁真委員長らが行った。委員長は「大学で2度と原発推進の研究はやらせない。それが福島と学生の連帯だ」と熱烈な決意表明を語った。
 関生支部執行委員の武谷新吾さんが「若い人に負けないで体を張って闘う」と閉会あいさつ。全国金属機械港合同・昌一金属支部の木下浩平さんの音頭による団結ガンバローで締めくくった。


 デモは警察機動隊と私服警官の異常な弾圧体制を圧倒し、右翼の妨害を粉砕して東電本店を弾劾し、銀座―東京駅を通るデモで都心を席巻した。(KM)
 

三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動

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