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12月23日(金)
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12月21日(水) |
今日の則子さん。夜に主治医とジックリ話し合いをした。 ①、再手術が必要な状態ではないこと、 ②、年を越えて、ユックリと治療しよう、ということになりました。 年内退院にこだわるより、大決戦の2012年に備えるために、長期・強靭な入院闘争をすることで決着! 方針が鮮明化して良かった! |
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12月20日(火) |
今日の則子さん、今日から重湯にグレードアップしたけど、あまり調子が良くない。 もしかしたら再手術になるかもしれない?? 「街」は明日、総決起して、病院に行くことを決定! |
12月19日(月) |
12月18日(日) |
今日の則子さん 元気になると、退屈です |
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<福島第1原発>核燃料プールの冷却装置水漏れ…1号機 毎日新聞 12月17日(土)20時45分配信 |
福島第1原発1号機の現状 東京電力は17日、福島第1原発1号機の使用済み核燃料プールの冷却装置から水が漏れ、一時的に冷却が停止したと発表した。冷温停止状態の達成が宣言された直後のトラブルだが、松本純一原子力・立地本部長代理は「プールは十分冷えている。(冷温停止状態の達成の)判断を急ぎすぎたということではない」と話した。 【写真特集】福島第1原発12月の現状 汚染水流出 散乱する廃棄物ドラム缶 トラブルが発生したのは17日午前10時23分。プールの冷却装置から流量の異常を知らせる警報が発生し、自動停止した。作業員が現場を確認したところ、冷却装置の弁が閉まり切っておらず、約0.1立方メートル(100リットル)の水が漏れていた。作業中にだれかが弁に接触し、緩んだ可能性があるという。 弁は元の位置に戻され、冷却装置の運転は同日午後1時39分に再開した。プールには392本の燃料があるが、水温は13度で停止前と変化はなかった。また、漏れた水は燃料に直接触れない配管を流れており、放射性物質は含まれていない。【神保圭作】 |
【関連記事】 【写真特集】4号機建屋内の様子も 11月公開の福島第1原発の写真と映像 【写真特集】報道陣に公開 吉田所長(当時)「作業なお危険」 【解説記事】福島第1原発 廃炉は未知の領域 |
12月17日(土) |
今朝、則子さん、3度目の入院。 入院の病名は不確定(アイマイな「脱水症」)。 週末は医者がいないので、病名は来週の初め頃に確定か? 今日は、朝・夕と2度も病院に行った。 途中バイクのタイヤが破損し、バイク店に押していく30分と 、交換代7350円の出費…何という厄日だったのか! |
則子さんが今年3度目の入院! とにかく、食べ物はもちろん水分も口からの摂取ができないので、緊急入院。 おおもとの病名はまだ、判断がつきませんが、点滴で水分補給はできるようになりました。 こんな大ピンチの街、助っ人が現れて店が開いています。ほんと、労働者の団結!です。 病院に付き添ったり、羽やんのバイクがパンクしたり、と、大忙しの上、自立支援法の事務が火を噴くなか、実に頼もしく助っ人の労働者が「店は任せて!」と。 夜も、大討論が、いつものように展開され、忙しく、あわただしい今週が締めくくられました。 |
12月16日(金) |
今日の街屋台は「病気って何だろう?」というテーマになって行きました。
「それは、病気のせいだから」っていう来客があったからです。
そもそも、あなたにとって“病”とは何ですか?
ストレスは、どこから来ると思いますか?
社会を変革すること、労働者の解放とは。
話題は尽きず、今日も熱い討論が続きました。 |
<福島第1原発>きょう午後、「冷温停止状態」達成宣言 毎日新聞 12月16日(金)11時17分配信 |
政府は16日午後、原子力災害対策本部(本部長・野田佳彦首相)の会合を開き、東京電力福島第1原発の原子炉が「冷温停止状態」になったとして、原発事故収束に向けた工程表のステップ2達成を宣言する。首相が会合後に記者会見をして発表する。原子炉が安定したとの判断に基づき、政府は今後、避難区域の見直しや大規模な除染など住民生活の復旧へ向けた取り組みを本格化させる。 平野達男復興担当相は16日午前の記者会見で「ステップ2の完了は非常に大きな節目だ。避難者のことを考えると手放しには喜べないが、(住民生活の)再建に向けた本格的な議論のスタート地点に立った」と強調。「極めて放射線量の高い地域で長期間(帰宅を)待つ人や、やむなく帰還を選ばない人への支援を検討しなければいけない」と述べ、長期帰宅困難者への支援策の検討を急ぐ考えを示した。 政府と東電は4月17日に発表した工程表に基づき、原子炉を安定的に冷やすことを目標にしたステップ1の達成を7月に宣言した。ステップ2で目指した冷温停止状態については、原子炉圧力容器底部の温度がおおむね100度以下▽格納容器からの放射性物質の放出の管理・抑制--などと定義。達成の目標時期は当初「10月中旬から来年1月中旬」としたが、細野豪志原発事故担当相が9月の国際原子力機関(IAEA)年次総会で「年内」に前倒しすることを表明していた。 未曽有の原発事故は発生から9カ月を経て一つの節目を迎える。政府は被害者の心情も考慮し、年を越す前に事故収束の他の施策にも一定の道筋を示したい考え。住民の避難区域については、現行の警戒区域と計画的避難区域という2区分を見直し、年間の放射線量に応じて新たに3区分に再編する方針だ。地元自治体との協議を進め、年内に見直しの考え方を公表する。 事故を起こした1~4号機の原子炉については廃炉工程表を年内に公表する。(1)使用済み核燃料プール内の燃料を回収(2)格納容器を修復して全体を水で満たす(水棺)(3)溶融した燃料を取り出す--という3段階の工程に最長40年を見込む。【笈田直樹】 ◇ステップ2 東京電力福島第1原発事故後、4月に東電が作成した事故収束工程表の第2段階で、事故の一応の収束の目安となる。ステップ1は炉心の循環注水冷却開始や放射性汚染水の保管場所確保など事故の拡大防止が中心だったのに対し、原子炉のより安定的な冷却(冷温停止状態)や放射性物質の放出抑制、汚染水の減少などの達成を完了の要件とする。当初は7月~来年1月の期間とされたが、9月の国際原子力機関(IAEA)総会で、細野豪志原発事故担当相が1カ月前倒しを表明していた。 ◇冷温停止状態 通常の原発の場合は、原子炉を停止した後、炉内の水温が100度未満まで冷えて安定している状態を「冷温停止」という。福島第1原発事故では原子炉が壊れており、通常の冷却装置も使えないため、政府は「圧力容器底部の温度が100度以下」「敷地境界での被ばく線量が年間1ミリシーベルト未満」の2条件をクリアすることを原子炉の安定の目安として「冷温停止状態」と定義している。 |
放射能汚染水の処理水「安易に放出しない」 東電 アサヒコム |
計画関連トピックス原子力発電所 東京電力 [PR] 東京電力福島第一原発について、東電は15日、放射能汚染水の処理水を安易に海洋放出しないとする方針を盛り込んだ中期的な施設運営計画を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。「関係省庁の了解なしでは行わない」としたが、放出の可能性を完全には否定しなかった。 計画によると、今後、地下水の建屋流入を防ぐ取り組みや、汚染水の浄化能力の向上、保管タンクの増設などで対応するとした。漁業関係者の了解については明記しなかった。 東電原子力・立地本部の松本純一本部長代理は「汚染水を海洋放出するかしないかは決定しているわけではない。放出前にとれる対策をした上で関係機関と相談していく」と話した。 |
保安院 海への汚染水 ゼロ扱い (東京新聞)http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011121690070643.html |
福島第一原発事故で、何度も放射性物質を含む汚染水が海に漏出したが、経済産業省原子力安全・保安院は「緊急事態」を理由に、法的には流出量は「ゼロ」と扱ってきたことが本紙の取材で分かった。今後、漏出や意図的な放出があってもゼロ扱いするという。政府は十六日に「冷温停止状態」を宣言する予定だが、重要な条件である放射性物質の放出抑制をないがしろにするような姿勢は疑念を持たれる。 原子炉等規制法により、電力事業者は、原発ごとに海に出る放射性物質の上限量を定めるよう決められている(総量規制)。福島第一の場合、セシウムなどは年間二二〇〇億ベクレルで、年度が変わるとゼロから計算される。 しかし、四月二日に2号機取水口近くで高濃度汚染水が漏出しているのが見つかり、同四日には汚染水の保管場所を確保するため、東京電力は建屋内のタンクに入っていた低濃度汚染水を意図的に海洋に放出した。 これら二件の漏出と放出だけで、原発外に出た放射性物質の総量は四七〇〇兆ベクレル(東電の試算)に達し、既に上限値の二万倍を超える。 試算に対しては、国内外の研究機関から「過小評価」との異論も出ている。 今月四日には、処理済みの汚染水を蒸発濃縮させる装置から、二六〇億ベクレルの放射性ストロンチウムを含む水が海に漏れ出した。 さらには、敷地内に設置した処理水タンクが来年前半にも満杯になる見込み。この水にもストロンチウムが含まれている。東電はできるだけ浄化して海洋放出することを検討している。漁業団体の抗議を受け、当面は放出を見送る方針だ。 保安院は本紙の取材に対し、事故への対応が最優先で、福島第一は損傷で漏出を止められる状態にない「緊急事態」だった点を強調し、総量規制を適用せず、四七〇〇兆ベクレルの漏出をゼロ扱いする理由を説明した。 「緊急事態」に伴う特例扱いは「事故収束まで」続くとも説明したが、具体的な期間は「これからの議論」とあいまい。 今後、仮に放射性物質を含んだ処理水を放出したとしても、ゼロ扱いを続けるという。 |
小出裕章「あたかも20mSv以下になるならそこに居住できるかのように日本の国が言い出した」 ーー新たに避難区分「帰還困難区域」 12/14(1) |
<音源> http://youtu.be/WLYOXWsPCTM |
※初稿です。誤字脱字は随時修正していきます。 =====(文字おこし、ここから) 水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生に伺います。小出さん、こんばんはー」 小出「こんばんは」 水野「よろしくお願いします」 小出「こちらこそよろしくー」 水野「そして東京に近藤さんです」 近藤「よろしくぅー。どうもー」 小出「はぁい。近藤さんこんばんは」 水野「え、まずですね。政府が福島の避難区域について、再編する方向のようですね。」 ※関連報道「東日本大震災:福島原発周辺「帰還困難区域」指定へ 年50ミリシーベルト以上 - 毎日jp(毎日新聞) 」 小出「はい」 水野「で、3つに分けるという案でして。そのキーポイントとなっている、えー、放射線量が年50ミリシーベルト、そして年20ミリシーベルトと、この2つの数字がポイントになっているようです。まず、年間50ミリシーベルト以上のところは、まあ、あー、なかなか帰っていただきにくい区域だろうと。帰還、帰るですね、帰還困難区域、というふうに指定するようです。」 小出「当然ですね」 水野「当然ですよね」 小出「はい」 水野「年間50ミリシーベルト以上というのは」 小出「はい」 水野「そして、そのつぎのランクの区域はですね。年間20ミリシーベルト以上で50ミリシーベルト未満という区域でして」 小出「はい」 水野「ここは居住を制限しますという、居住制限区域」 小出「はい」 水野「で、政府が言ってんのはね。数年間は居住できないだろう。で、除染をして20ミリシーベルトを、以下にする、未満にするということを目指すんだと言うんですが。50ミリシーベルト未満のところも、この区域に入るわけですから。例えば40何ミリというようなところも除染で、数年で、20ミリシーベルト未満になるもんなんですか」 小出「なりません」 水野「はぁ。じゃもう、最初っからこれ……机上の空論ですかね。」 小出「はい。まああのー、今、大地を汚している放射性物質は、セシウムという元素で。その中には134という番号のついたセシウムと、137という番号のついたセシウムがあって。134のほうは2年たつと半分に減ってくれますので、えー、今現在50ミリシーベルトという程度の場所は、2年経てば20ミリあるいは20何ミリというところまで減るとは、自然に減ると思います」 水野「はあー、はい」 小出「それはあの除染とかいう行為とは全く別に減る、のです」 水野「自然にですね。はい」 小出「そうです。但し20ミリシーベルトというその値自身が、私のような放射能を取り扱う職業に従事しているという特殊な人間の被曝限度、なんですね」 水野「ええ……」 小出「普通の皆さんは1ミリシーベルトという、そのまた20分の1しか浴びてはいけないといっているわけですし。え……、特に子どもなんかはもちろんそれを超えないように注意をしなければいけない、にもかからず、あたかも20ミリシーベルト以下になるならそこに人々が居住できるかのように日本の国が言い出したんですね」 水野「そういうことですね」 小出「はい」 水野「その思想がこの、再編される区域に現れているということですね」 小出「そうです。」 水野「あの、もう1つ。3つめの区域を、わたくし申し上げますと、」 小出「はい」 水野「これは準備区域と、いうふうに言われるようなんですが」 小出「はい。」 水野「これが今小出先生おっしゃった、まさに年間線量が20ミリシーベルト未満……」 小出「はい」 水野「のところを当てて」 小出「はい」 水野「ここについてはですね、え……住民が帰ってこられるようにインフラを整えていくと言うんですね。」 小出「はい」 水野「例えば水道、上下水道」 小出「はい」 水野「そして、学校や病院などを作って、そしてインフラの整備が、まあできたり、自治体が希望すれば可能な地域から順次、え、解除して、帰ってもらいましょうと。でこれが早くても次の春以降です。というような案なんですよ」 小出「はい」 水野「20ミリシーベルト未満なら帰れるんだというこの準備をするということについてどう…でしょうか」 小出「日本というこの国が法治国家でないということを自ら宣言したのですね。」 水野「……そういう事になりますね」 小出「……この法治国家だというのであれば、1ミリシーベルトを越えるようなところに人々は住んではいけない、わけですから。何よりもそういうところに住んでる方をまずは逃さなければいけないわけだし。そんなところに帰ってはいけないとむしろ言わなければ……いけない……」 水野「帰ってはいけない。つまり、国が土地を買いあげるべきだということになるんですかね」 小出「え……国が自分の法律を守ろうとするならそれしかない、のですね。」 水野「ふうーん……」 小出「でもそれをやろうとしてしまうと、もうほんとに広大な地域、を失うということになる。それだけひどいことが今起きているし。原子力発電所というものはそういうものなんだということを国が認めることになるわけですね。」 水野「……そうか……」 小出「それをどうしても認めたくないのです。彼らは。」 水野「ええ……。それからもう1つ。SPEEDIについて伺いたいと思います」 小出「はい」 水野「昨日もお話しさせていただきました、事故後なかなか情報が開示されなかったのはどうしてなのかという話、してたわけですけれども。」 小出「はい」 水野「今日、これからの危険に備えるという話です。」 小出「はい」 水野「福井県というのは全国で一番多くの原発があるとこなんですね」 小出「はい」 水野「その隣に当たる滋賀県が、えー、いざという時の予測の図を住民に見せたいということで、SPEEDIを利用させてくれと文部科学省に求めているんですが、半年経っても認められないっていうんですよ」 小出「はい(苦笑)」 =====(文字おこし、続く) |
小出裕章「ほんっとのことをいうなら、国の法律を守ってすべての人を逃がすべきだと私は思うのです」 12/14(2) 2011年12月15日09:37 |
=====(文字おこし、ここから) ※「小出裕章「あたかも20mSv以下になるならそこに居住できるかのように日本の国が言い出した」 ーー新たに避難区分「帰還困難区域」 12/14(1)」からの続きです。水野「ええ……。それからもう1つ。SPEEDIについて伺いたいと思います」 小出「はい」 水野「昨日もお話しさせていただきました、事故後なかなか情報が開示されなかったのはどうしてなのかという話、してたわけですけれども。」 小出「はい」 水野「今日、これからの危険に備えるという話です。」 小出「はい」 水野「福井県というのは全国で一番多くの原発があるとこなんですね」 小出「はい」 水野「その隣に当たる滋賀県が、えー、いざという時の予測の図を住民に見せたいということで、SPEEDIを利用させてくれと文部科学省に求めているんですが、半年経っても認められないっていうんですよ」 小出「はい(苦笑)」 水野「いかがですか」 小出「全く愚かな人たちだと私はおもいます。えーまあもともとSPEEDIという計算プログラムは、万一事故が起きた時にそれを動かすという、そのために開発されてきた計算コードで。まさに福島第一原子力発電所の事故が起きたときにこそ使うべきだったのですけれども。えー日本の政府はそれを使わずにむしろ隠した、のですね」 水野「はい」 小出「え……、今回は滋賀県が予めそれを予測のために使わせてくれと言ったわけで」 水野「ええ」 小出「もし本気で使うのであれ……使う気があるなら、もちろん十分に役に立ちますけれども」 水野「そうですか」 小出「えー、国としてはそんなことはありえないんだということを、言いたいわけ、ですし。事故なんか想定させたくないという思惑のもとに、ずうっと動いてきたし。実際に事故が起きてもなおかつそれを使わなかったというそういう国、なんですね、この国は」 水野「近藤さーん」 近藤「はい。」 水野「このSPEEDIには、ものすごい税金が使われてるわけですよね。」 近藤「そうそう。最初からねえ。うーん。あの、先生ね」 小出「はい」 近藤「僕、あのう……ま(※聞き取れず)の発表も聞いてて思ったんですが。先生が今までおっしゃってきていることはセシウムから完全に開放されることはないんだってことですよね」 小出「そうです」 近藤「うん。で、そうだとすると、要するにそれは大地そのものを除染したって、要するに、野菜だなんだって我々食べていかなくちゃいけないわけだから。」 小出「はい」 近藤「そういうこともふくんで先生おっしゃってきたわけでしょ?」 小出「そうです」 近藤「そうするとね、あの、この除染だ、インフラだって言ったらなんか、あの、それで人間はイキイキと生きられるんだみたいな、なんか錯覚を与えちゃうんだけど。要するにあの、汚染の少ない、ものをとにかく子供たちに与えるっていうようなことをまず、そのまずそのシステムを、あの、つくっていかないと」 小出「はい」 近藤「あの……太刀打ち出来ないんだってことの、ものの言い方っての、政府はもっとすべきじゃないですか?」 小出「(苦笑)は、私はあの、そう言っているわけですし。とにかく子どもを守るために出来ることをやらなければいけないと言ってるわけですが。政府の方はとにかく汚染をしているということその事を隠したい、のですね」 近藤「うん。」 小出「で、汚染をしていることを隠すということの一環として、除染ということを言ってるわけで。なんかあたかも除染をすれば被曝が少なくなる」 近藤「うん」 小出「あるいはその、今住めないようなところに人々が住めるようになるかのように」 近藤「そうそう」 小出「言ってるわけですね。」 近藤「うーん」 小出「そんなことはありえない、のです、ほんとは。」 近藤「だからようするに共存する、ある意味この、なんて言うんですか、覚悟を問うって言ったらおかしいけど、なんかその、ちょ、もう少し、あのー、ちゃんとまともな日本語言ってもらわないと。なんかこうついつい期待するみたいな」 水野「そうですよね」 近藤「うーん。感じが残るよねえ」 小出「そうですね。あのまあ、私は、ほんっとのことをいうなら、あのー、国の法律を守ってすべての人を逃がすべきだと、私は本当は思い…思うのです」 水野「ええ」 小出「え……でもそれをやろうとすると日本の国家が潰れてしまうほどの」 近藤「うん……(※ききとれず)よねえ」 小出「はい。ことなのです」 近藤「うん……」 小出「えーですからその時に何が出来るかといえば、私はとにかくまずは子どもを守らなければいけないと思うので。そのためにできることをやらなければいけないと思うのですが。日本の国というのは全然その気がないみたいで、とにかく被害がたいしたことがない、もうすぐにでも元に戻れるというような宣伝をずうっと続けてきている、ように私にはみえます」 近藤「こないだあのチェルノブイリから変えられた先生の話聞いてたときにね」 小出「はい」 近藤「むこうなその。え、あの。ようするに、家なんかあの、もう土地の中に埋めちゃうんだそうですよ」 小出「そうです。火災が起きると困りますので」 近藤「そんなこと日本でできるわけがないわけですよね」 小出「ええ、あ、はい」 近藤「そうすると、あの、もっと要するに共存の危険性ってのはもっと強く、あるわけでしょ?」 小出「そうです」 近藤「うーん……」 水野「本当のことをまずは見つめてそこからのはずですけどねえ」 小出「はい」 水野「住民の方のためにも1番そうではないかと思いますが」 小出「何よりもそうだと思います」 水野「そうですよね」 小出「はい」 水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生に伺いました。ありがとうございます」 小出「ありがとうございました」 =====(文字おこし、ここまで) |
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