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国鉄闘争全国運動のホームページ
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「街」は改装のため今日から2週間ほど休業します。店は休んでも、外で「街」屋台はやります。



 

 だ  ん   け  つ 2011年7月13日
№631
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

玄海原発を廃炉に! 
7・8佐賀県説明会に弾劾行動
 7月8日、合同労組レイバーユニオン福岡と百万人署名運動福岡県連絡会を先頭に、九州各県や広島から結集した反原発活動家50人が、佐賀県多久市中央公民館で開催された佐賀県主催の県民説明会弾劾行動に決起しました。

 佐賀県の玄海原発7月再開は、九電の「やらせメール」と政府の「ストレステスト実施」表明もあって「先送り」されましたが、これは、6・11反原発総行動や6・28九電株主総会包囲闘争の高揚に示される反原発闘争の全国的、全世界的高揚がつくりだした重大な勝利です。

 この勝利を受け、この日の説明会は、安全を無視して玄海原発再開の強行をはかろうとした国と九電、古川県政を徹底弾劾し、「再開策動を最後的に断念させよう!」「玄海原発を廃炉に!」と呼びかける追撃の闘いになりました。
 会場入口前の小さな広場は、原発反対派の解放区のようでした。「博多にわか」の衣装を付けた「ええじゃないか」踊りや、代わる代わるマイクを握った訴えが行われました。かけつけた参加者には様々なビラが手渡され、「妻が玄海町出身なので心配」と語る青年は、「玄海町でも説明会ひとつやっていない。それを再開というのはあまりにも異様だ」と語ってくれました。

 合同労組レイバーユニオン福岡は、「玄海原発7月再開策動を粉砕した力で、すべての原発を止めよう!」と呼びかけ、この日の闘いの中心で奮闘しました。また広島から駆けつけた仲間は、参加者から8・6署名を次々と集め、8・9長崎反原発・反戦反核集会へのチラシも大量に配布されました。

 会場では、経産省原子力安全・保安院担当者との質疑で、「国の安全対策は信用できない」「原発事故が収束していないのに何が安全だ」「被災地の気持ちをくんでいるのか」「放射能は垂れ流し状態。人の命、健康よりもお金が大事なのか」と厳しい意見や質問が飛び出し、国と九電への不信が次々とたたきつけられました。あらかじめ組織されていた賛成派から「こんな安全なものはない」というヤラセ意見が出るや、会場からは「ふざけるな!」「茶番だ!」「きょうもヤラセか!」と怒号が飛び交う有様でした。最後に発言した古川県知事は、許し難いことに最後まで「再開断念」を表明しようとはしませんでした。

 その後、ビラまき隊は、佐賀市の「住民がつくる玄海原発説明会」に合流しました。政府は「ストレステストは玄海で先行実施する」と明言しています。また古川知事は「安全はクリアされていると今も思う」などと説明会後の感想を述べています。玄海原発再開をめぐる闘いは、新たな決戦段階に突入しました。7月再開策動粉砕の勝利をかみしめ、7・11佐賀県庁包囲・勝利集会から玄海原発再開策動粉砕・全原発の廃炉へ。8・6広島-8・9長崎反原発・反戦闘争の大高揚へ突き進もう。(福岡・H)

空港の借金を労働者に押しつけるな! 
関西新空港反対集会・デモ打ちぬく
   7月3日、泉佐野市末広公園で、「関空の軍事空港化反対/市職員給与2割カット反対/全原発を廃止しろ/関空反対全国集会」が、関西新空港絶対反対泉州住民の会と関西労組交流センターの主催で開かれた。地元の住民・労働者50人をはじめ170人が結集した。
 今回の関空闘争は、自治体決戦と一体の闘いとなった。新市長・千代松による泉佐野市の職員給与2割カットという、とてつもない攻撃が吹き荒れる中で、これへの怒りがあふれた。国と大阪府が誘導し、企業と銀行がもうけて逃げた空港借金を、労働者と住民にすべて押し付けるなど、どうして許せようか! 必ず闘って勝利する決意を込めて集会は開かれた。

 主催者あいさつに立った富田益行関西労組交流センター代表は、「国家・資本家と労働者住民は非和解だ。団結して闘わなければ生きられない時代だ」「千代松市長を追放しよう。労働者が非和解で闘うことを抑え込む市職労幹部(日本共産党)にとって代わって、“闘う労働組合”をつくろう。賃金カット、民営化、人員削減攻撃と対決し、安全闘争で闘おう」と訴えた。

 連帯あいさつを、動労千葉の大竹哲治副委員長、全日建連帯労組関西生コン支部の武谷新吾執行委員、全国労組交流センターの入江史郎代表、8・6ヒロシマ大行動実行委員会、部落解放同盟全国連合会西郡支部の岡邨(おかむら)洋支部長、婦人民主クラブ全国協議会が行った。大竹さんは、国鉄決戦の重大局面を明らかにし、「動労千葉は外注化絶対阻止、組織拡大で闘う」と述べた。武谷さんは、昨年139日間の産業ゼネストで賃上げをかちとった報告を行い、5・11不当弾圧(組合員13人の逮捕・起訴)をはね返して闘って勝利していると述べた。入江さんは「三里塚・関空・反原発は戦争反対の闘いとしてひとつだ」と述べ、岡邨さんは前日の西郡支部青年集会の成功を報告し、西郡廃村化攻撃を阻止するため支部1千人建設をかちとる決意を明らかにした。

 泉州住民の会代表の国賀祥司・泉佐野市議が基調報告を行った。「関空闘争を反原発闘争と一体で闘う」と宣言し、次に自治体決戦について「関空闘争そのものになった。これは関空政策の破綻であるとともに、日本資本主義の破綻そのものだ」「市職員はみんな怒っている。千代松は破産する職員が出ても『堪え忍んでがんばってもらいたい』と、議会で答弁した。これは職員に向かって『資本家のために死ね』ということだ」と怒りを込めて弾劾した。そして、「市職労、自治労の屈服をのりこえて闘おう。市職員と連帯して闘おう」と呼びかけた。会場から大きな拍手が送られた。

 次に決意表明を、泉州住民の会、関西労組交流センター自治体部会、関西合同労組泉州支部、全学連が行った。泉州住民の会の小林順子さんは、怒りで体を震わせながら賃下げ攻撃を弾劾し、井上敏幸さんは「原発も関空もいらない」ときっぱりと述べた。大阪市職で闘う青年は泉佐野市職員に向かって決起を呼びかけた。「2割カットで月収が13万円になる青年がいると聞いている。非正規職労働者と同じだ。どうやって生活しろというのか。これは全国の労働者にかけられた道州制攻撃だ」と弾劾し、泉佐野市の労働者とともに闘う決意表明した。関合労泉州支部は、日本共産党・市職幹部の裏切りを弾劾し、民間も市職労働者とともに闘うと決意表明した。

 閉会あいさつを泉州住民の会の中山綾子さんが行った。「『公共の利益のために必要』と言って関空を造ろうとしたことに納得がいかず30年間闘ってきた。この闘いはまったく正しかった。原発も関空も間違った国策です。関空廃港、原発廃止まで闘おう」と集会をしめくくった。

 いよいよデモに出発した。太鼓のリズムにのって「空港反対、原発なくせ、千代松打倒」と、勢いよいデモコールが市内を席巻した。沿道から多くの住民が注目し、声援を送ってくれた。デモの終点マーブルビーチから、関空に向かって「関空廃港!」とシュプレヒコールを上げた。(K)

 だ  ん   け  つ  2011年7月13日
№632
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
JRたな不当労働行為弾劾
動労水戸が指名スト突入!
 動労水戸は7月8日、6人の組合員が指名ストに突入した。

 運転士登用差別を巡って最高裁で完全勝利した組合員のうち、運転士を希望しない者と運転適性検査に不合格だった者6人に対してJR水戸支社が、7月5日一方的に「運転士の職名を外す」という事前通知を行ってきたからだ。抗議のストに突入した6人を先頭にして動労水戸は8日昼、茨城県大子町にある水郡線営業所運輸科の門前に結集し、抗議行動を展開した(写真)。

 
 この6人の中に、あくまで運転士を希望している組合員もいる。また、運転士ではなく検修職場などを希望している組合員についても、運転士の職名を外す必要など何もない。

 最高裁判決の履行を巡って問題は何も解決しておらず、組合と会社は団体交渉において全面的な対立関係にある。他労組では、運転士の職名のまま個々の事情で地上勤務についている労働者はいくらでもいる。運転士の職名を外すことで2年後に賃金も2号棒ダウンとなる。本当に、とんでもない話なのだ。まさに、動労水戸の組織破壊を狙った新たな不当労働行為そのものだ。

 マイクをとった石井真一委員長は「JR水戸支社は、ここで働くわれわれの仲間に対して、一方的に運転士から車両技術係への職名変更を事前通知してきた。絶対に許せない! 動労水戸は、国鉄分割・民営化反対をとことん貫き、JRによる一切の不当労働行為を許さず闘う」と、門の中で監視している管理者たちに戦闘宣言を発した。さらに福島第一原発事故で、いまだ常磐線が寸断され、職場・線路が奪われている現実に対しても怒りをたたきつけた。
 当該の組合員は「JRはまず謝罪し、運転士への道を断つ事前通知を撤回しろ」と激しく抗議の声をあげた。また、支援に駆けつけた動労水戸の家族は、営業所で働く労働者に向けて「動労水戸は小さな組合だが“おかしいものはおかしい!”と声をあげ、一人の仲間のために全員が立ち上がる組合です。動労水戸とともに闘おう」と熱く呼びかけた。最後に全員で「JRは不当労働行為をやめろ! 動労水戸に謝罪しろ! 不当な職名変更を撤回しろ!」「検修全面外注化を阻止するぞ!」と繰り返しシュプレヒコールをあげ門前での抗議行動を終えた。

 なぜ、会社はこの時期に職名を変更してきたのか。国鉄分割・民営化25年問題に追い詰められ、分割・民営化を巡るすべてを清算しようとしているからだ。最大の不当労働行為である1047名解雇問題での4・9政治和解をはじめ、安全問題、JR総連カクマル結託問題などについて清算し、破産した国鉄7分割・民営化体制を再編しなければならない時が差し迫っているのだ。国労が7月定期大会で組合員資格を「JRおよびJRグループに雇用された労働者」にするという規約改正は、完全に1047名被解雇者を切り捨て、御用組合化する宣言であり、これが会社の動きを加速している。25年問題を前にJR資本に完全協力することを国労は誓っている。しかし、25年問題の中心的課題であるJR貨物は、3・11東日本大震災で寸断された常磐線により、さらに危機的な状況に追い詰められている。

 動労水戸の運転士登用差別事件を巡る闘争は、国鉄分割・民営化そのものを裁く闘いだ。これからが勝負だ。今回の不当な事前通知は、分割・民営化以来のJR大再編情勢の中で、闘う労働組合の破壊を狙った新たな攻撃そのものだ。そして動労水戸のスト決起は、すべてのJR青年労働者への決起の檄だ。あらゆるJR職場から、検修業務全面外注化、新人事・賃金制度導入への怒りの反乱を起こそう。動労水戸の呼びかける7・17すべての原発を止めよう!いわき集会(午後1時、JRいわき駅南口「LATOV」6階)に結集しよう。(O)

No.

「銚子運転区廃止-大幅縮小許すな」 怒りの声が響きわたる

「俺たちは、組織破壊とローカル線切り捨てに断固反対して闘うぞ」 銚子支部・渡辺靖正支部長

 6月28日、30度を超す猛暑の中、銚子駅前そして銚子運転区前は、「銚子運転区廃止―大幅縮小やめろ!」「JRのローカル線切り捨て許すな!」の怒りの声が響きわたった。
 12時30分過ぎから、銚子支部の組合員が次々と銚子駅前に集まってきた。そして13時ぎ。千葉方面からの列車が到着すると各支部から参加する組合員や支援する会の仲間たちが次々と改札口を通って集まり、総勢70名となった。
労働者を犠牲にし、地域を切り捨てるJR糾弾!
13時過ぎから駅前で銚子駅を利用する乗客や通行する市民に対して街頭でアピールが行われた。動労千葉を代表して田中委員長からは、銚子運転区を廃止し、運転士を大幅に削減して「銚子運輸区」が作られるが、これは銚子の地域にとっても重大なことであり、ローカル線切り捨てにつながる重大問題であること、福島原発の問題も明らかなように、労働者を犠牲にし、そして地域を切り捨てるような社会のあり方は間違いであることなどを熱烈に訴えた。
 銚子の地域からは社民党の加瀬庫蔵氏、水道労組の仲間等が参加し、加瀬氏からは「職場の縮小は銚子の地域としても見過ごすことはできない。ともに頑張ります」との連帯あいさつが行われた。
 そして、銚子運転区前に移動して抗議闘争が行われた。
 冒頭、銚子支部の渡辺支部長からは、門前に居並ぶJRの管理者や職場内の平成採をはじめとした労働者に対して、「職場が縮小され、ローカル線切り捨てになるような合理化に協力するな。俺たちは組織破壊とローカル線切り捨てに断固として闘うぞ。忘れるな!」との強烈な闘争宣言を叩きつけた。

 
銚子駅前のアピールで、結集した組合員などを前に「労働者と地域を犠牲にして切り捨てる社会のあり方を変えよう」と訴える田中委員長
猛暑を吹き飛ばして銚子地区総行動を闘う

続いて、長田書記長から「佐倉・銚子運輸区」に関する問題点が提起された後、動労千葉を支援する会から山本事務局長と教育労働者からそれぞれ連帯のあいさつを受けたた。
 各支部からの代表が銚子支部と連帯して闘うとの決意が次々に述べられ、「銚子運転区廃止反対!」「大幅縮小許すな!」「ローカル線切り捨て反対!」「JRの大合理化阻止」のシュプレヒコールを叩きつけた。
 そして再度銚子駅前に戻り、渡辺支部長の団結ガンバロー三唱で銚子地区総行動を終了した。

当面するスケジュール
◎08年不当家宅捜索国賠公判
日 時 7月11日(月)13時10分~
場 所 東京地裁 530号法廷
内 容 第13回口頭弁論
指定列車 千葉8番11時51分発快速列車最後部乗車
※権力の不当弾圧粉砕に向け、傍聴に結集しよう!



 銚子運転区までの抗議行動で「組織破壊とローカル線切り捨て反対で断固闘う」との決意を述べる渡辺支部長
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

7月12日(火)
昼食は梅おろしソーメン
三里塚のジャガのグラタン風 ししとうの素揚げ
食後は「前進」の読み合わせ 差し入れのスイカ
2時に引っ越し屋さん
今日から2週間ぐらい、「街」は改装の為お休みです。営業はお休みですが、作業所としては、毎日やります。みんなが集って、何かをやろうと言うことです!!
夕方からの屋台もやります!!
 
と言うことで、ガランとした店内でも恒例「火曜日昼休み前進読み合わせ」です。
・反原発闘争について。これを歴史的大闘争にしていこう。今、そういう情勢だ!!
・国鉄決戦も大決戦の情勢に入っているよね。国労幹部の「雇用なし」宣言はひどすぎる。というか、国労を、本当の闘う国労に甦らせよう!ということだね。
・三里塚も、超重大局面だし、8・6ヒロシマー8・9ナガサキもある。
・関空の記事のところに出てくるけど「泉佐野の職員、2割カットで月収13万円になる若者がいる」って、ひどすぎない?
・闘おう!若者が中心、でも、元、若者も闘おう!!
夕食は手巻き寿司
ツナマヨ
アボガド 枝豆

 

7月11日(月)
夕食は…



イセエビ(イセエビのブイヨンと蟹の身が

入ってるという怪しいブツ)のフェトチーネ
明太子パスタ


サラダ


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