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スケジュール
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm

反原発・反失業の国際的統一行動を!
国鉄1047名解雇撤回!非正規職撤廃!
新自由主義とたたかう労働組合の全国ネットワークを!

11・6全国労働者総決起集会へ!

日時: 11月6日(日) 正午開会   場所: 東京・日比谷野外音楽堂

11月集会ホームページ NEW
11・6全国労働者集会呼びかけ NEW
11月集会第1次ビラ(PDF6.56MB)NEW

    

すべての原発いますぐなくそう!全国会議
NAZENブログは、こちら

10月12日(水)
通りかかった市民が、「原発いらない」
昼食はゴマ味噌チャンプルーそば
  
  
「街」の初期メンバーのハマちゃんが通過、もうこの世代で元気な人(生きている人
は随分減ってしまった。)
3時のオヤツ 16~7人でお茶
3時過ぎの店前街宣
夕食は焼きサンマ 寄せ豆腐 三里塚の小松菜のお浸し
リッちゃん作・三里塚のジャガイモ・サツマイモ料理 差し入れのナスを炒め煮に
デザート 「街」屋台
11・6参加者が、

一人を誘って紹介にきました。

ホントに、主体的に参加しようと思うと、

一人でなく、他人を誘うことを実証。

倍・倍・ゲーム・倍倍原則!
今日出会った労働者。
・原発には絶対反対!
11月6日は孫のお食い初めの日。日比谷野音にはいけないけど、チケット代をカンパします。孫のために放射能汚染は許せないから。これからも、がんばろうね。
・11・6に行く。友達を連れて行くことにしたから、紹介します!(と、連れてきた)。
そう、みんなが、友達をつれてきたり、カップルで参加すれば、あっという間に参加者が倍になります!
この調子で、がんがん人を集めましょう。

汚染車両の勝田車両センター搬入強行
動労水戸抗議行動
動労千葉を支援する会ホームページから転載

広野 13時発→いわき着13時23分 13時26分発→勝田駅 14時50分着

2011 10.9 動労水戸 放射能汚染車両の勝田車両センター回送抗議

動労水戸は明日10月9日14時勝田駅に結集し、抗議行動を展開。

JR東日本・水戸支社は、常磐線久ノ浜~広野間の運転再開に伴い、震災以降広野駅に放置されていた放射能に汚染された列車を2011年10月9日に勝田車両センターまで移-送することを動労水戸に通告してきました。線量測定や除染もまったくしないまま、労働者に乗務、交番検査による被曝を強制しようとしています。
これに対して、動労水戸は、10月8日にストライキを実施!

(問い合わせ・抗議先)
JR東日本水戸支社 029―221―6461 (FAX) 029―227―0304
JR東日本本社 050-2016-1651
(動労水戸へ激励を集中してください) 動労水戸事務所FAX  029―227―6291
 doro_mito@yahoo.co.jp

市ヶ谷キャンパスにホットスポット 学生を殺すな!
3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載
法政大学ホームページで発表されていました。
市ヶ谷キャンパス富士見坂校舎中庭にホットスポットが観測されたとのこと!

継続して測定し、下がらない場合は対応する予定としています。
ふざけるな

原発反対学生をキャンパスから排除して、やっていることは、人殺しです。

学生の命を奪うな!
学生の未来を奪うな!

直ちに除せんしろ!
全学生にデータを公開しろ!
富士見中庭0・64マイクロシーベルト
富士見中庭の植え込みから毎時0、64マイクロシーベルトが観測されています。
これは、どういう数値かというと

法律で18歳未満の子どもが立ち入り禁止されている数値です。
毎時0、6マイクロシーベルト以上となる場所には入ってはいけないことが法律で決められています。
また個人線量計の携行が義務づけられ、飲食も禁止されています。

さらに、年換算すると5マイクロシーベルトを越える数値です。
これは、チェルノブイリでは強制移住区域になっていた数値です。
当局が言う、日常生活に影響がないレベルは全くウソです。
11日、全学連福島現地行動隊は、福島大キャンパスで「反原発」情宣を行いました!!
このような9・19集会の報告看板を出しています。ものすごい注目です。
反応も非常によく、反原発署名は一日で20筆以上集まりました!!
ものすごく原発への怒りがあるということと、一方で当該ゆえの「重さ」もあります。
ある署名した学生から「原発反対だけど、これからも福島に住む者として(原発問題の真実などを)あまり知りたくない」といった反応が出てきています。
また、「これだけの事故を起こしたのだから、政府はさすがにドイツみたいに原発をなくしていく方向なのではないか」といった反応もありました。

ハッキリさせなければならないのは、野田政権や経団連・東電幹部などの連中は原発を本気で再稼働させようとしており、そのために山下俊一などの大学の御用学者が率先して「放射能は安全キャンペーン」を行っているということです。
こいつらは完全に私たちの敵です。
そしてこうした連中をぶっ飛ばさない限り、私たちの未来、あるいは子どもたちの未来もないということです。
これはもちろん福島だけでなく、全ての労働者・学生に真剣に問われていることです。
福島県民は生きんがために必死で立ち上がっている、あるいは立ち上がろうとしています。
今月27日には「福島の女たち」が経産省前で100人の座り込み行動に決起します!

今こそ福島を先頭とした決起にこたえ、全国学生は原発をなくし未来を取り戻すために行動を開始しよう!!
キャンパスから御用学者を叩きだそう!!
10・21福島大行動から11・6「反原発・反失業」労働者集会へ!

 

 だ  ん   け  つ  2011年10月12日
№690
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
JR東による労働者への被曝強制に、
動労水戸がストライキで決起!
 動労水戸は10月8日、常磐線の広野までの営業運転再開反対と検修業務外注化阻止を掲げ、勝田車両センター所属の組合員11人が全一日の指名ストに立った。
 JR東日本は10月3日、常磐線久ノ浜駅(福島県いわき市)~広野駅(同県広野町)間を10日に運行再開すると発表した。広野は福島第一原発から半径25キロ圏内にある。野田政権は9月30日、福島第一原発から25~30キロ圏を中心とする広野町など福島県内5市町村を対象とした緊急時避難準備区域の指定を解除した。
 この指定解除それ自体、原発事故が何ら収束していない中で「安全」を強弁するとともに、東電の賠償責任を免責させる絶対に許せない暴挙にほかならない。JRは、政府が緊急時避難準備区域の指定を解除するやいなや、直ちに広野までの営業運転再開を打ち出したのだ。それは、原発再稼働を絶対的課題とする野田政権の最先兵にJR東日本が躍り出たということだ。

 許し難いことにJRは、営業運転再開に際して、除染は必要ないと言い張っている。国が安全を確認したのだから、JRが独自に対策をとる必要はないというのだ。それどころかJRは、一貫して放射線量の測定もやらないと言い続けてきた。動労水戸がこの問題を追及する団体交渉を行った後にようやく放射線量の測定を始めたが、JRが公表したデータでさえ、末続駅-広野駅間の線路では毎時0・82マイクロシーベルトというきわめて高い値が出ている。それでもJRは、「国が安全だと言う以上、安全だ」と強弁して、駅や線路の除染もせずに営業運転の再開に突き進もうとしているのだ。

 さらに重大なことは、大震災以降、広野駅構内に放置されていた電車をそのまま勝田車両センターに回送しようとしていることだ。この車両が大量の放射能を帯びていることは間違いない。JRは、専門的な除染対策も何ひとつせず、この車両の検修業務を勝田車両センターの労働者に行わせ、被曝を強制しようとたくらんでいる。しかもJRは、検修を終えた車両を営業運転に使用する方針を決めている。

 まさにこれは、労働者の命のかかった問題だ。動労水戸は、こうしたJR東日本の暴挙に対し、命をかけた闘いとしてこの日のストライキに立ち上がった。ストに突入した組合員を先頭に、勝田車両センター前に陣取った動労水戸は、「広野までの営業運転反対」「回送阻止」「被曝労働阻止」「会社は除染をきちんとやれ」「検修業務外注化阻止」のシュプレヒコールを繰り返し、構内の労働者、同僚の労働者に検修作業拒否を心の底から訴えた。
 ストに先立つ10月7日には、いわき市役所と茨城県庁の記者クラブで動労水戸の記者会見(写真)を行い、起こっている事態の重大性について社会的にアピールした。

 今や検修業務の大半は平成採の青年労働者が担っている。動労水戸の組合員だけでなく、未来を担う青年の未来をかけて、動労水戸は営業運転再開反対の闘いを貫いている。これはまた、乗客や勝田車両センター周辺の住民の命と健康に直結する問題だ。労働組合が資本と闘ってこそ、乗客や住民の安全は守れるのだ。

 ところが東労組は、営業運転再開に反対せず、「広野まで乗務する乗務員にマスクを用意しろ」などという「要求」でJRの方針を認めようとしている。しかし、東労組の青年や女性の中から、広野までの行路には絶対に乗務したくないという悲痛な叫びが上がっている。

 今回の営業運転再開の攻撃は、外注化攻撃とも一体だ。外注化が強行されれば、放射能に汚染された車両の検修を労働者に強いようとしている問題は、闇から闇に葬り去られてしまうのだ。JRは9日にも放射能に汚染された車両を勝田車両センターに回送し、13日には汚染車両の検修業務を労働者に行わせようとしている。動労水戸はこの攻撃との非常決戦態勢に入った。

 原発事故と放射能をめぐって、労働者と資本家の利害は絶対的に非和解だ。資本の手先となった東労組などの御用労組と労働者が絶対に相いれないことも明白になった。「闘いなくして安全なし」「安全なくして労働なし」。動労水戸は反原発を真正面から職場の課題として貫く闘いに立ち上がっている。この闘いを先頭に、反原発、外注化阻止―非正規職撤廃を掲げる11・6労働者集会への万余の結集をつくり出すために全力で闘いぬこう。(K)
中国でタクシー労働者が
再び大規模なストライキに突入
 10月6日、中国・福建省厦門市のタクシー労働者が大規模ストライキに突入した。市のほとんどのタクシー労働者がこのストライキに参加しているともいわれている。

 政府のタクシー増加政策は、ただでさえ苦しいタクシー労働者の生活を追いつめている。いままで走行距離1キロあたり7毛(約9円)の収入が平均してあった。だが厦門市でタクシーが実質1000台も増えたために、1キロあたり4毛(約5円)にまで収入が下がっているという。

 ところがタクシー労働者は、毎日会社に200元(約2500円)を上納しなければならないばかりか、燃料代で180元(約2250円)も必要となる。収入は半減し、文字通りやっていけなくなっているのである! さらに悪質なタクシー会社は一方でヤミタクシーを経営し、タクシー労働者の仕事を破壊している現状があるという。

 こうした「生きられない」現実に対して、今回の厦門市でのストライキが爆発した。武装警官1000人が動員され、タクシー労働者は武装警官と対峙しながらストライキを闘っている。事態はすでに暴動的事態にまで発展している。

 中国のタクシー労働者は、労働者なのに会社からは「請負」とされて徹底的な搾取のもとに置かれている。これは一種の「偽装請負」そのものであり、こうした過酷な労働に対して今、中国全土でタクシー労働者のストライキが続発している。8月1日には杭州と上海でやはり大規模なタクシー労働者のストライキがあった。

 動労千葉が闘っている外注化阻止の闘いの中にこそ、低賃金、偽装請負と対決し、「生きる」ために立ち上がっている中国のタクシー労働者、全中国の労働者との連帯の道がある。団結をかけて、外注化阻止決戦、偽装請負との闘いを闘い抜き、11月労働者集会の高揚をかちとっていこう!(G)

10月11日(火)
福島土産
昼食は豚シャブ、水菜・モヤシ炒め リッちゃん作・ポテトサラダ ホウレン草と油揚げの味噌汁
差し入れのカボチャ煮 差し入れのマグロの血合い煮
「前進」の読み合わせ、初めてのお客さんが聞いていて、チケットを買う。その人の飼い猫
福島の土産
マンション掃除
3時のオヤツ
福島土産
夕食は参鶏湯に水餃子入り


残りご飯にツナ缶を入れて 野沢菜
 

 だ  ん   け  つ  2011年10月11日
№688
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

原発反対・農地取り上げ阻止! 
三里塚全国総決起集会が大高揚

 10月9日、三里塚全国総決起集会が成田市東峰で開催された。三里塚芝山連合空港反対同盟は、原
発反対・再稼働阻止、農業を壊滅させるTPP絶対反対、市東孝雄さんの農地死守決戦への突入をアピールし、全国から結集した労働者・農民・学生・市民1045人がこれに応えて奮い立った。
 会場は事務局次長・萩原進さんの畑で、空港の東側の敷地を食い破って存在している。萩原富夫さんと宮本麻子さんの司会で正午から集会が開始された。森田恒一さんが開会宣言に立ち、「機動隊を動員して市東さんの畑を奪いに来たときは、体を張って実力阻止する」と決意を表した。

 続いて北原鉱治事務局長が主催者あいさつを行った。「今日の晴れで、勝利が見える」と切り出し参加者の笑顔を誘ったあと、現闘本部破壊の卑劣さを厳しく批判し「こんな攻撃で反対同盟は屈することはない。労働者と農民が手を結び、国際連帯をつくり出し、一人ひとりが立ち上がれば世界が変わる!」と特に学生たちに向かって激しくアピールした。

 萩原進事務局次長が基調報告に立った。冒頭に「市東さんの農地を死守する。福島農民の苦闘に一歩でも近づくような闘いを!」と報告の核心を突き出した。そして原発事故の反人民性を強調し、9・19明治公園の6万人のうねりの中に飛び込んで、三里塚闘争を訴えるよう提起した。さらに「市東さんは農地強奪攻撃を意気揚々と迎え撃っている。これが反原発闘争、反戦闘争、労働者の現場での闘いを限りなく鼓舞激励している。この力が空港の完成を阻んできた。ヘゲモニーはこちらにある」と勝利性を明らかにした。そして裁判闘争への支援、労農連帯の強化、福島および沖縄との連帯を一層力強く呼びかけた。

 基調に応え、動労千葉の田中康宏委員長が特別報告を行った。最初に、動労水戸が放射能汚染労働を強いる当局に抗議してストに立ち上がったことを報告。「とにかくまず原発を止めろ!」と激しく訴え、今こそ労働者が自らの職場で闘いを開始する時だと訴えた。そして労基法適用除外の「復興特区」構想を震災に乗じて進めようとする野田政権を断罪し、反原発・反失業を掲げ労農連帯を打ち固める11・6全国労働者総決起集会への大結集を要請した。

 沖縄と関西の特別報告に続き、農民アピールの最初に福島の農民Aさんが登壇した。Aさんは、記録映画『三里塚の夏』を見て感動し、71年駒井野砦の決戦に参加したことや、動労千葉のジェット燃料阻止闘争が「今の自分を支えている」と、自らの足跡を語った。そして3・11で否応なく被災者の立場に立たされる中で、「反対同盟と市東さんの原則的闘いのすばらしさを再確認した。福島の大地を私たちの主導権で必ず再生する」と、困難を覚悟した並々ならぬ決意を語り、参加者の心を揺さぶった。続いて鈴木謙太郎さんをはじめ反対同盟と千葉県内外の農民が壇上に並び、TPP参加に絶対反対し、市東さんの農地を守る決意を表した。

 大きな拍手に迎えられ天神峰の市東孝雄さんが登壇した。「福島農民の苦境を思うと、胸が張り裂ける思いだ。自分の農地を守ることが、私が福島と連帯する道だと思う。団結街道封鎖、第3誘導路建設と圧力は日々高まっているが、こんなものには絶対に負けない」と不動の決意を表した。

 葉山岳夫弁護士はじめ反対同盟顧問弁護団による裁判闘争報告、鈴木加代子さんのカンパアピール、婦人民主クラブ全国協など諸団体の決意表明が続いた。ひときわ大きな拍手と歓声で、全学連の斎藤郁真委員長が迎えられた。斎藤君は三里塚での敵の攻撃に心底怒りをたたきつけ、ウォール街占拠などの全世界の激動を革命の時代の到来として語り、全国の大学から学生の総決起をつくり出し、11・6大結集の先頭に立つことを明らかにした。

 最後に団結ガンバローを三唱し、デモに出発した。反対同盟員は手に手に同盟の赤いのぼりを握りしめ先頭を行進した。市東さん宅に迫る第3誘導路工事現場に近づくにつれてデモ隊の怒りは高まり、「原発とめろ、福島連帯、農地死守」のスローガンが北総台地一帯にとどろいた。到着地である南台の市東さんの畑は、空港敷地と機動隊の監視に囲まれながら、豊かな作物を実らせていた。ここが誘導路をへの字に曲げている市東さんの「現場」だ。職場・大学から闘いをつくり出し、この土地を絶対に守りぬこうと皆が心に誓った。(TN)

 だ  ん   け  つ 2011年10月11日
№689
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
 
NAZENフクシマ結成集会、
350人の結集でかちとられる!
 10月10日、福島で「すべての原発いますぐなくそう!全国会議・フクシマ」が結成された。3・11大震災と福島第一原発大事故の爆発から7カ月。ついに福島の地に、全原発の再稼働を止め、すべての原発をなくすまでやむことのない闘いの核が打ち立てられたのだ。

 「すべての原発いますぐなくそう!全国会議(=な全)・フクシマ」結成集会は10月10日午後、福島市のコラッセ福島多目的ホールで開催された。地元福島をはじめ全国各地から集まった人は実に350人。元日放労長崎分会委員長の鈴木達夫弁護士の開会あいさつに続き、福島から、な全呼びかけ人で「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の椎名千恵子さんと、国労郡山工場支部書記長の橋本光一さんが訴えた。

 遠く広島の地から駆けつけた高揚第一診療所医師の吉田良順さんが「ヒロシマの被曝医療にたずさわって思うこと」と題して講演を行った。1972年にヒロシマに被爆者医療の拠点として高揚第一診療所をつくった経緯とその目的、ヒロシマの原爆被害の実態を報告し、さらに「フクシマへの提言」として「ヒロシマの教訓は、闘わなければ政府は動かないということ」と述べ、定期的健康診断の実施とその費用の全額公費負担、被曝手帳の交付などを闘ってかちとっていくことの重要性を提起した。さらに「拠り所となる医療機関が絶対必要。そのためにヒロシマからも最大限の力を尽くす」と述べ、「かつて被爆詩人・峠三吉が『にんげんをかえせ』と訴えたように、ヒロシマ、フクシマからともに『すべてを返せ』を共通の言葉に闘いぬきましょう」と力強く訴えた。

続いて、長崎から参加した被爆者・城臺(じょうだい)美弥子さんが「福島と連帯したい、福島につながりたいという思いで参加しました。被爆者自身が『原子力の平和利用』論を信じ込まされてきてしまったことが、今日の現実をつくり出した。広島・長崎・福島がつながって、核も原爆もない社会をつくりましょう」と呼びかけた。
 子ども福島の佐藤幸子さんは、子どもたちを放射能から守り抜くために必死で闘いぬいてきた7カ月の歩みとともに、9月18日から25日まで訪米し、国連総会で原発政策推進を公言した野田首相を会場前で直撃して「福島の子どもたちを守れないで原発の安全を世界中に言うのはひきょうだ」と訴えたことを報告。そして「福島への原爆は、日本政府の手によって落とされた。広島・長崎・福島に続く4度目の原爆は絶対に落とさせてはならない。そのためにすべての人とつながって闘いましょう」と訴えた。
 松元ヒロさんは「原発への怒りの束を風刺にかえて」と題したコント。「地震や津波はなくならなくても、核や戦争はなくすことができるんです。だって、やっているのは人間だもの」と結んだ。

 集会の後半は、動労千葉の田中康宏委員長、8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会の三角忠さん、山本志都弁護士、医師や福島の農民の発言が続いた。常磐線久ノ浜―広野駅間の運転再開と放射能汚染車両の職場への搬入に対してストライキで立ち向かっている動労水戸の辻川慎一副委員長の訴えに、とりわけ大きな拍手が寄せられた。

 ふくしま合同労組の市川潤子委員長、福島大学と東北大学の学生の発言が続き、最後に福島労組交流センターの渡辺馨代表が「すべての原発いますぐなくそう!全国会議・フクシマ」結成宣言を提案。「『福島を返せ!』『東電と国は全部補償しろ!』 フクシマの怒りは、全国の怒りです。全国の力で、原発を今すぐとめましょう! 原発再稼働の野田政権を打倒しよう! NAZENフクシマとともにたたかおう!」という提起に、参加者一同が力強い拍手と声援で応えた。 
 福島の地に、労働者・労働組合がどっしりと中心に座って、農民、漁民、子どもを持つ親、すべての住民の怒りを一つに束ねて闘う運動体が打ち立てられた意義はとてつもなく大きい。この大きな勝利をさらに押し広げよう。反原発・反失業の闘いを全国の職場・地域で大きく広げ、11・6全国労働者総決起集会に駆けつけよう!(S)

10月10日(月)
福島現地報告②
本日はフクシマNAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)結成集会が350人の結集で行われました!
福島からは「子どもを放射能から守る福島ネットワーク」の椎名千恵子さん、佐藤幸子さんがアピール!
椎名千恵子さん発言! 佐藤幸子さん発言!
そして動労千葉・田中委員長も福島に駆けつけ、特別報告!経団連の「復興マスタープラン」を徹底批判し、闘う労働組合復権に向けて11/6「反原発・反失業」労働者集会への結集を訴えました! 法大OBのコメディアン・松元ヒロさんによる野田政権批判のショートコントも行われました。会場は大盛り上がりです。
闘う弁護士も大挙結集し、代表して山本志都弁護士がアピール! ストライキに決起した動労水戸からは辻川慎一さんがアピール!!放射能に汚染された車両の搬入に対して「殺人行為だ!」と怒りをこめて弾劾!!
そして学生からは福島大学の一生と東北大学学生自治会委員長・全学連副委員長の石田真弓君がアピール! 最後は団結ガンバローでしめられました!!


次の方針は10/21福島大行動です!
全力で結集を!
夕食は弁当 十三夜
「街」屋台

昨日の三里塚集会の記事が載ってました!
3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載

また、広野に放置されていた常磐線の車両(放射能まみれだ!)が勝田車両センターに移動されたという記事もあります。
これに対して昨日、動労水戸は「原発反対」を掲げて搬入阻止闘争に決起しています!

 

 だ  ん   け  つ 2011年10月10日
№687
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
福島県教組と動労千葉を迎えて
10・7みやぎ集会が大成功!
 「500名の在校生が240校に分散して避難。支部組合員260名は兼務辞令で150校に分散勤務。

 家族はバラバラにされた」「一時帰宅して思うのは、福島は今も災害の真っただ中にあるということ」

 10月7日、仙台市のエルパーク仙台で開催された「すべての原発いますぐなくそう!みやぎ集会」で、福島県教組双葉支部の仲間が渾身の現地報告をされました。
 次々に語られる福島の現実に、90名の集会参加者は、息をのみながら聞き入りました。

 「みんな次の日には帰れると思って毛布だけを持って避難しました。車のラジオから流れた1号機水素爆発の情報。もう長く帰れないことを知った」「毎日、郡山からいわきまで片道2時間の通勤。100キロ以上の遠距離通勤の仲間もいます」「7月に防護服を着て一時帰宅。草ボーボーの我が家と、誰もいない街。福島の災害は今も進行中です」「県教委は今年度の教員採用試験を行わなかった。講師には雇い止めの予兆が出ています」

 最後に、バラバラにされた双葉支部の組合員が集まり、皆で『赤い屋根の上』を合唱したことが紹介されました。「赤い屋根の家をたてたい。そこで暮らしたいの……」テープから流れる組合員の歌声に会場は涙しました。そして、「宮城と福島、同じ被災地としてこれからもがんばっていきたい!」との訴えに、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。

 鳴り止まない拍手の中、動労千葉の田中康宏委員長が登壇。冒頭、「今度こそは絶対に福島を孤立させない。絶対に負けない!」と決意表明。「JRは常磐線の広野駅までの延長運転を計画している。警戒区域に放置された車両を除染もしないで勝田車両センターに運ぶと言っている。何のために列車を走らせるのか? 列車が走っているのだからもう大丈夫だというキャンペーンで福島の闘いを孤立させるためだ」と弾劾し、「動労水戸とともにストライキで闘う」と宣言! そして「国鉄分割・民営化から労働者の未来が奪われてきた。国鉄労働者の責任をかけて職場から闘う。11・6労働者集会に大結集を!」と訴え、会場は再びの拍手に包まれました。

 宮城県内からは、みやぎ連帯ユニオン東北せっけん分会の成田勝副分会長が呼びかけ人を代表して11・6労働者集会への大結集を訴え、津波被災の中で奮闘する仙台市教職員組合の仲間、組合つぶしと闘う仙台市職労の仲間、震災解雇と闘うみやぎ連帯ユニオンのタクシー労働者が発言に立ち、最後にNAZENみやぎ結成に向けたアピールが発せられました。

 福島の怒りと職場から結びつき、被災現地から11・6大結集へ!その号砲が高らかに発せられました。(東日本大震災現地救援対策本部・T)

No.

JR東日本 労働者への被曝を強制するな!

9日-列車の除汚もせずに勝田車両Cに入区!13日-交番検査-このまま検査したら被曝する!

 全ての組合員のみなさん! そして、JRで働く労働者のみなさん!
 JR東日本が、労働者に放射線被曝を強制しようとしていることが明らかになった。絶対に許すことはできない。
  除染もせずに回送・交番検査を行うことは被曝をもたらす

10月3日、JR東日本は、政府が福島原発から30キロ圏の緊急時避難準備区域を解除したことを理由にあげて、3月11日の大震災と福島第1発電所の事故により運転を中止していた常磐線について、久ノ浜~広野駅間について、10月10日から運転を再開することを動労水戸に提案した。

 そして、これに伴って広野構内に留置されたままになっている415系車両(4両編成)を、10月9日に勝田車両センターまで回送・入区させ、13日には交番検査を行うというのだ。

 広野駅は、福島第1原発から30km圏内に位置している。緊急時避難準備区域が解除されたとはいえ、いまだに放射線量は決して低くない状況だ。広野町でもこれから本格的な除染を行うとしている。

 しかしJR東日本は、7ヶ月間も留置し、汚染されたままの415系車両を、10月9日に、除染もせずに常磐線を回送し、勝田車両センターに入区させようというのだ。
 しかも、13日には交番検査を行おうとしている。
 こうしたJR東日本の姿勢は、常磐線延線の住民への放射線被害をまき散らすことはあきらかだ。



常磐線・広野駅構内に7ヶ月も留置されたままの415系車両。除染もせずに回送・交番検査を行うことは、労働者・市民に被曝を強制することになる。直ちに止めろ!
 交番検査で直接車体や機器にふれることは、極めて危険だ
 さらに重大なことは、13日には勝田車両センターにおいて415系車両の交番検査を行おうとしていることだ。交番検査を行った場合、担当者は、各機器のカバーを外したり、部品交換や等の検査を行うことにより除染されていない415系車両に直接触れることになり、外部被曝になる。さらに、最後の引き通し検査で送風機等が回転すれば放射性物質がまき散らされ、これを吸い込んだら体内被曝をもたらすことになる。

 こうした事態が発生するにもかかわらず、JR東日本は、415系車両の回送~交番検査を強行しようとしているのだ。

415系車両回送時間
広野駅  13:00 
  ↓
いわき駅 13:23着
     13:26発
  ↓
勝田駅  14:50着
  ↓
勝田車両Cに入区

 動労水戸がストライキー反原発・外注化阻止で闘おう!
 この事態に対して動労水戸は10月8日、放射線被曝に対する対策を求めるとともに、外注化反対のストライキに起ち上がり、JR東日本と真正面から闘いぬいている。

 JR東日本は、除染するまで、汚染された列車の回送・交番検査を行うな。
 外注化阻止ー反合・運転保安確立に向けて闘おう!

当面するスケジュール
◆11・6全国労働者総決起集会
 日 時 11月6日(日)12時から
 場 所 東京・日比谷野外音楽堂
◆第11期労働学校
【基礎講座】10月15日(土)13時から
 講座 「戦後労働運動史について」
 講師 伊藤 晃氏(全国運動呼びかけ人)
【実践講座】10月22日(土)13時から
 講座 「勧告労働運動の歴史と闘い」
 講師 金 元重氏(千葉商科大教授)

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
福島現地報告①
3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載
今日の全学連福島現地行動隊は、吾妻小富士に行って来ました。
山と谷があって景色がよく、幻想郷っぽくて非常にいい所です。
磐梯吾妻スカイライン。かつては有料でしたが、現在は無料です。(原発事故で人が来なくなったためだそうです。)
ここが「つばくろ谷」です。
ここが「天狗の庭」。天狗が出るそうです。幻想郷最速
おまけ。今日の夕餉はしゃぶしゃぶでした。
明日は三里塚集会です!
全学連福島現地行動隊も総力で行きます!
ぜひみなさん大結集を!

  10・9全国総決起集会
【日時】10月9日(日)正午
【会場】成田市東峰 反対同盟員所有畑
【主催】三里塚芝山連合空港反対同盟

反原発デモに杉並区が公園使用を不許可! 2011年10月05

原発の即時停止・廃止を求める署名運動を行っている団体(すべての原発いますぐなくそう全国会議・NAZEN西部)が、デモの出発点として高円寺中央公園の使用許可を杉並区に申請したところ不許可になったそうです。田中区政は、反原発デモをさせないということです。
 きっかけは、「イタリア国民投票の結果は反原発ヒステリー」と暴言を吐いた石原伸晃・自民党幹事長の元秘書の区議会議員が「4・10原発やめろデモの混乱があった」「地元商店会・自治会から使用させないでくれとの要望があった」と議会で質問したことが原因です。デモに難癖をつけ、反原発の声を禁圧するための質問です。
 こんなことを容認し続けた結果、この地震国日本に原発54基。政府も企業も政治家も「命よりもうけ」と被災者を切り捨てる社会になったのです。暴挙を許さないためにもデモや学習会に参加してください。また、杉並区に抗議しましょう。
以下、すべての原発いますぐなくそう全国会議・NAZEN西部のビラです。
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すべての原発今すぐなくそう 高円寺デモ&交流会
10月23日(日)

デモ集合→15時半 高円寺中央公園
交流集会→18時 阿佐谷地域区民センター
 

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