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NEWニュース⑦

韓国民主労総ソウル本部、ブラジル・コンルータス、ロサンゼルス統一教組…
国境を越え、11・6集会への賛同が拡大
民主労総元委員長タンビョンホさん、
ILWUローカル21 コフマン委員長、来日決定!


福島から11.6へのアピール

11.6労働者集会ビラPDF

 11.5国際連帯集会ビラPDF

すべての原発いますぐなくそう!全国会議
NAZENブログは、こちら

11月5日(土)
11・6がいよいよ明日となりました。
雨模様、という天気予報との闘い、「必ず来て!」「よし、わかった!」
そして、意外とあるのが「葬式」。これも、なんとか、「途中からの参加でもいいから」と時間のやりくりを一緒にやって“クリア”。
次から、次から、いろんなことが起こって、あわただしい!!
今日の教訓は「最後まであきらめないこと!」
「それくらい今年の11・6が重要だ!」っていう事です。

最終日になって、××人が見えてきました!
明日の朝まで、がんばろ~~!
 

11月4日(金)
国労と共に闘う会物販のうどん
昼食は塩ちゃんこウドン                               食べ放題
差し入れ、明日に食べようっと 菊の花
3時のオヤツ
リッちゃん作・夕食は差し入れのマグロ
の煮物
今日、唯一買った170円のサンマの刺身 ゆで豚とレタスの和え物
差し入れの焼き鯖と 差し入れの厚焼き玉子
与論島から差し入れのドラゴンフルーツ
「街」屋台に
この後・・・事件・事件・事件、大好きな警察沙汰に…したかったけど、・ならなかった
11・6の労働者集会に向けて、いよいよ大詰め!
一日中街宣にも、気合が入ります。
11月6日が雨模様の天気予報、とあって、「雨なら、行かない」という連絡が入ります。
そこで、この集会の意義、なんとしてでも1万人を集めたい、というこちらの意気込みで話します。
「わかった、やっぱり行く」という返事をもらって、ほっとしたり、
連絡がなかなか取れないでいる労働者に会いにも行きます。
あって話すと「もちろん行くつもりでいたよ!」と、うれしい答えが返ってきました。

そんなこんなで、時間があっという間に過ぎて行きます。
夜の街街宣では、高校生、中学生と「原発反対について」しばらく討論。若者の感性の豊かさに一同、感心!
その後訪れた、塾の教師の非常識さにあきれたり、と、今日も盛りだくさんの一日でした。
 

 だ  ん   け  つ 2011年11月4日
№707
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

オークランド市ゼネストに突入! 大量のピケ隊が港湾を占拠
 帝国主義世界体制の心臓部、アメリカでついにゼネラル・ストライキが始まった。1946年のオークランド・ゼネスト以来、65年ぶりだ。

 アメリカ西海岸で第二の巨大港湾、オークランド港が完全にストップした。巨大な人の波がハイウェーを占拠し、市中心部から西オークランドの港湾地区に向かうのを、誰も止められない。ピケ隊は、港湾施設入り口でピケットラインを作っただけでなく、施設内のトラックやコンテナの上に登って、港湾を占拠した。
 ILWUローカル10(国際港湾倉庫労組第10支部)の組合員たちは、自分たち自身で、冷凍コンテナの安全問題を掲げて、港湾労働を拒否した。

  銀行、大手スーパーはピケ隊の封鎖によって営業不可能になった。多くのレストランが、「われわれは99%だ。オークランド占拠運動支持」の看板を出して、閉店した。 



子どもたちのデモ
今回のゼネストは、10月25日の市庁舎前広場への機動隊の殺人的襲撃(本速報版で既報)への怒りの緊急行動として決定されたために、各労組は、通常のストライキ準備――スト権投票やピケ隊の任務分担確認など――を準備する時間はほとんどなかった。にもかかわらず労働者は、組合指導部を突き上げて当局・経営者と交渉させ、市庁を含む多くの職場で、「休暇をとって11・2ゼネストとデモに参加しても処分しない」という確約を取り付けた。
 11・2前にゼネスト・一日行動を支持することを公表できた労組――オークランド教組、SEIU1021(市職員等)、チームスターズ・ローカル70(トラック)、カーペンターズ(建設)、CNA(カリフォルニア看護師労組)――に加えて、UFCW(統一食品商業労組)がデモ隊のための食事提供テントを設置するなど、それぞれの特色を生かして積極的に参加した。
 さらに、全米で1000カ所といわれる「占拠運動」が、11・2オークランドゼネストに連帯したデモ、集会を行った。シカゴでは、イリノイ大学などの学生が、オークランド・ゼネストに連帯して授業をボイコットし、デモをした。ニューヨークでは、「ウォール街占拠運動」がデモをし、多くのイラク・アフガニスタン帰還兵も加わった。(ST)

原発地元に匿名寄付500億円 福井、
大半は電力業界か

図:福井県内の原発立地と確認された匿名寄付福井県内の原発立地と確認された匿名寄付

 全国最多の原発15基(1基は解体中)を抱える福井県と県内立地4市町に、匿名を希望する大口寄付が2010年度までに少なくとも計502億円寄せられていたことが、自治体への情報公開請求などでわかった。朝日新聞の今回の取材で、約3割の150億円は、同県内に原発をもつ関西電力など電力事業者からと特定できた。

 自治体関係者は「電力事業者以外に大口寄付はほぼない」と語っており、残りも電力業界からの可能性がある。福井県と原発近くの県内市町には1974~2009年度に、電気利用者が払う電気料金を原資とした「電源三法交付金」が国を通して計3245億円交付されているが、ほかにも巨額の金が利用者に見えない形で地元に入っていた。

 判明した匿名寄付は、福井県・計197億5千万円(92~10年度)▽敦賀市・計133億1千万円(69~10年度)▽おおい町・計102億4千万円(81~10年度)▽高浜町・計13億4千万円(80~10年度)▽美浜町・計55億3千万円(91~10年度)。千万円以上を計上し、電力事業者からと判明した匿名寄付は小口分も含めた。


<皆保険半世紀>厚労省、不実な沈黙 無資格者加入問題 毎日新聞 11月4日(金)2時31分配信
国民に等しく医療を提供する--。そんな理念に基づき、1961年に創設された「国民皆保険」から50年。だが、かつて世界一とももてはやされた日本の医療は、疲弊著しい。右肩上がりの成長期はとうに過ぎ、公的保険は低迷する経済にじわじわむしばまれている。節目の年に、「安心」が失われつつある現実を各地に追った。【鈴木直、山田夢留、山崎友記子】

 ◇長年の「裏技」容認
 「6500万円ですね」。札幌市の建設業社長(62)は、社会保険労務士からそう言われて目をむいた。

 全国建設工事業国民健康保険組合(工事業国保)で起きた1万人超に及ぶ無保険問題。厚生労働省は昨年9月、無資格で同国保に入り、保険料を逃れてきた事業主らは「時効限度の過去2年に納めるべきだった医療と年金保険料を払う」との清算方針を決めた。6500万円は多い時で30人を雇いながら原則個人事業主の同国保に加入していたことへの「代償」だが、社長は「冗談じゃない」と吐き捨てるように言う。

 事態を招いた責任は、一義的には工事業国保側にある。組織拡大を競い、「保険料が減るから」と次々無資格者を誘ってきた。札幌市の左官業の男性(56)は「法人でも大丈夫」と言われて入った結果、今や無保険だ。

 それでも社長は30年間、国から一度も指導を受けてこなかった。冬場に建築が減る北海道では、12月に従業員を解雇し4月に再雇用する慣行がある。「常用雇用扱いでなくとも可」。社会保険事務所は社会保険の加入不要とも示唆したという。一部社労士は「裏技」として指南し、厚労省も黙認してきた。

 それが昨春、無資格問題が報道され、国は手のひらを返した。社長は昨年末、全従業員を解雇した。しかしなお、6500万円の納付義務は両肩に重くのしかかる。

 時効にかからない2年分全額を払わせる清算案は、1人65万円かかる。「公平」を重んじる長妻昭厚労相(当時)の意向が反映された。事情に詳しい民主党議員は「とても払えない。現場を知らない長妻氏の置き土産だ」と批判してきたが、この間同省は「当事者の話し合い」を求めるばかりで調整から逃げ続けた。

 無謀な解決策を示しておきながら、事態がこう着するや傍観に転じた厚労省の責任は重い。札幌市は病気の無保険者に一時的な同市国保への加入を認め、協会けんぽ移行後に医療費の返還を求めることを模索するが、移行のメドは立たず、医療費は市の持ち出しとなりかねない。それなのに厚労省は見解を示さず、地方に任せている。

 工事業国保の辰川弘敬常務理事は8月3日、監督官庁の東京都から届いたメールに青ざめた。文面に「協会けんぽは過去の医療費を元加入者に請求させる」とあったためだ。

 工事業国保が負担した過去2年分の無資格者の医療費50億円は協会けんぽが払う--。この厚労省の清算案に関し、同国保は元加入者が同けんぽへの移行手続きをすれば直接同国保に医療費が払われると解釈し、厚労省もそう認識していた。

 ところが協会けんぽ側は違った。個々の元加入者に医療費を請求してもらい、元加入者を通じて同国保側へ返還するつもりだった。「工事業国保は非を認めず、移行手続きも進んでいない」。幹部間にそんな不信感があるためといい、1年が過ぎた今も一円も支払われていない。

 「1万人を超す元加入者に今から連絡などできない」。同国保の悲鳴に社労士の内山晃衆院議員(民主)が間に入り、10月末から事態は動き始めたものの、移行手続きを終えた3970人分、19億円の支払いに見通しがついたに過ぎない。

 ◇「例外」国保に特権批判
 工事業国保は左官職、芸者ら同業種ごとに165ある国民健康保険組合(国保組合、343万人)の一つ。国保組合は、単独事業主などの条件を満たしていれば加入でき、その場合は国民健康保険(市町村国保)など一般公的保険には入らなくてもよい。歴史的経緯から、61年の国民皆保険導入後も「皆保険の例外」(厚労省幹部)として存続してきた。

 国保組合には公費負担(負担率43%)がある。市町村国保(同50%)並みながら「医師国保」「弁護士国保」など高所得層も混在し、特権視されてきた。建設系も03年に一般の医療費窓口負担が3割になった際、2割に据え置いたところが多く、通院医療費をゼロとしてきた組合もある。09年秋、こうした税金の使われ方が財務省の意向で事業仕分け対象に浮上した。

 ただ、けがのリスクが高く、低所得者も多かった建設職人は長らく公的保険から排除され、やむなく仲間で身を寄せ合ってきた。今も「けがと弁当は手前持ち」との意識が強い。建設職人で作る全国建設労働組合総連合(全建総連、約64万人)の勝野圭司社会保障対策部長は「ひどかった建設職人の社会保障を自分たちで勝ち取ってきた」と主張する。

 選挙の際、同総連は集票マシンと化す。その成り立ちも相まって、与野党を超え政治との結びつきが深い。

 「建設国保は何が何でも守る」。仕分け開始直前の09年10月21日。民主、自民両党から共産党まで与野党幹部が顔をそろえた全建総連定期大会で仙谷由人行政刷新担当相(当時)はそうあいさつし、拍手を浴びた。結果的に、国保組合への補助金は仕分けから外れた。

 それでも、無職の人や非正規雇用労働者の急増で「原則」の市町村国保が疲弊する中、「例外」の国保組合には廃止論も相次ぐ。10年秋には仕分け対象となり、厚労省は国庫負担を削減する法案を用意している。

 国保組合廃止について厚労省幹部は「私有財産を奪うに等しい」と話すものの、中長期的には衰退するとみる。単独事業主でも税制上有利な法人なら入れず、加入者は減る一方と踏んでいるからだ。

 ◇日本の医療保険制度
 日本の医療保険制度は1927年、工場労働者らを対象とした健康保険が最初。42年に会社員らの健保と統合、今の制度につながっている。一方、農民向けには38年に国民健康保険(国保)が始まった。ただ、56年当時で人口の32%、約3000万人が無保険だったとされ、政府はこれらの人を国保に加入させるため61年に国民皆保険を導入した。

 現在は、民間企業の従業員は勤め先が設立した健康保険組合か、会社に健保がない人は全国健康保険協会(協会けんぽ)に入る。

 健保組合は設立に700人以上が必要とあって、大企業が多い。保険料率の労使の負担割合を社員が半分を超えない範囲で自由に決められ、出産一時金(42万円)の上乗せや保養所など、特典のある組合も多い。

 協会けんぽは中小企業中心。保険料率(労使折半)は都道府県ごとに違う。健保組合同様、病気で休んだ際の傷病手当金はあるものの、上乗せ給付はない。不況で健保組合を解散する企業の受け皿ともなっている。

 一方、自営業者や無職の人、一部の非正規雇用労働者は市町村が運営する国保に入る。保険料には地域間格差があり、最高の北海道猿払村(年間13万3682円)と最低の沖縄県伊平屋村(3万907円)では4倍以上の開きがある。事業主負担もない。

 現在、医療費の窓口負担は原則一律3割だが、皆保険導入前、90%以上の国保は5割だった。当時の健保は「ゼロ」が多く、02年度まで2割だったのに比べると差がある。国保には上乗せ給付や傷病手当金もない。

【関連記事】
【皆保険半世紀】無資格者加入問題精算の枠組みの図
<無保険1万人超>工事業国保:無資格者移行滞り 協会けんぽへ、追加負担高額
<関連記事>国民健康保険:広域化の負担巡り火花…地方間に対立

11月3日(木)

 だ  ん   け  つ  2011年11月3日
706
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

障害者総合福祉法絶対反対掲げ、
10・28日比谷集会参加者と大合流
 10月28日、日比谷野音で開かれた日本障害フォーラム主催の「創ろう、みんなの障害者総合福祉法を!」集会に、新自由主義と闘い障害者総合福祉法制定攻撃と対決する「生きさせろ! 障害者総合福祉法絶対反対! 全国運動」が門前に登場し、のぼりを立て情宣した。

 参加者との多くの討論の渦をつくりだし、11・6労働者集会への賛同は210筆、チケット60枚という、フクシマの怒りにこたえる圧倒的合流を呼び起こした。


  障害者総合福祉法とは、障害者福祉の民営化・利用料の応益負担化を先がけた2006年施行の障害者自立支援法への怒りをかわすために、民主党政権が廃止の声を逆手にとって、共産党の自立支援法違憲訴訟取り下げを契機に、一層の大民営化と障害者団体の丸ごと政権取り込みを仕掛けた大攻撃である。
 すでに8月に、総合福祉法と一体で障害者基本法が制定された。新たに「消費者としての障害者の保護」が明記された。来年上程されようとしている障害者総合福祉法の掲げる「差別禁止」とか「介助支給量規制の撤廃」とは、大民営化攻撃と一体である。震災特区攻撃と同じように、障害者市場に投下される資本の規制や制限を撤廃して、障害者を徹底的に消費者として機能させるために「自己決定権」や「契約の自由の獲得」を叫ぶのである。ヘルパー労働者や作業所運営に対しては、徹底的な民営化と非正規職化、利潤追求のための”成長”が押しつけらる。実際、医療行為であった「たんの吸引」がヘルパー業務として押しつけられる。学校や鉄道や自治体など、障害者介助のための人員確保に、ますます非正規職化が公務員減らしと一体で計画化されようとしている。差別撤廃・人間解放とはまったく無縁だ。

 社民党や共産党も塩川派も、総合福祉法制定をめざしながら「予算確保しよう」と叫ぶ。しかし予算を投下する仕組みが丸ごと民営化されることに沈黙する。問題は資本の立場に立つのか、障害者が労働者とともに新自由主義と闘い、「生きさせろ!」の闘いに立つのかだ。障害者総合福祉法絶対反対を掲げ、障害者の総決起を勝ち取ろう。(U)

玄海原発再稼動強行を許さない! 九電本社に緊急抗議行動

 11月2日、前日23時に突然、玄海原発4号機再稼動を強行し、2日中にも発電を再開する九州電力に対し、100名を超える緊急抗議行動が叩きつけられた。

 この九電の暴挙に全九州の怒りが燃え上がった。これは、原発の再稼動を狙う野田政権・経済産業省の指揮と承認のもとに行われたものだ。絶対に許せない、抗議行動は、予定をはるかに越え、午後6時半まで延々と続けられた。合同労組レイバーユニオン福岡、とめよう戦争への道!百万人署名運動福岡県連絡会、「な全」(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)福岡準備会の仲間は、福岡・全九州の闘う人々とともに参加し、抗議行動を闘い抜いた。
 九電本店前には12時半頃から、福岡県内をはじめ九州各地から続々と仲間が結集した。どの顔も突然の再稼動への怒りに燃えている。特に、前夜、突然の再稼動宣言の記者会見を行った九電原子力発電本部・豊嶋直幸部長の「今回の再稼動の場合、地元の了解は必要ない」との発言に怒りが集中した。

 13時半から申し入れ行動が始まり、5つの団体から怒りを込めた申し入れ文が読み上げられた。「九電は、3・11福島事故から何を学んだのだ。どこがどう変わったのか説明できるか」との厳しい追及が浴びせられた。九電担当者のシドロモドロの回答に、全員の怒りが最初から爆発した。

 続いて、福島から福岡に避難している幼い子どもを抱えたお母さんから、「10月4日の4号機事故の時も眠れなかった。さらに昨日の4号機再稼動の報道を聞いて信じられません。どうしてそんなことをするのか!」と怒りの声がたたきつけられた。これに九電は、「再開自体に問題はない」と繰り返し、怒りはますます倍化した。

 さらに「火力発電では経費が高いという経済性が再稼動の理由と言われているが、4号機は定期検査での運転中止までわずか1カ月半です。人の命とお金とどっちが大切なんですか」との追及に、担当者は「人の命が大切です」と言いながら、「今回は深刻な事故ではなく、技術的なミスにすぎないから再開できる」と答弁するなど不誠実極まりない。

 もはやこれ以上の回答は期待できないと怒った青年たちが「社長に直接話を聞きたい」と10階の社長室に押しかけた。青年らの猛烈な抗議と要求に押されたエネルギー広報室担当者は、「より責任を持った者の話ができる場をもうける」と回答して逃げた。しかし、いつまで待っても「より責任を持った者」など現れなかった。最後は「次回にはより格上の者の対応を検討する」と繰り返し、「11月9日に説明会を行い参加を努力する」となった。

 今回の玄海原発4号機再稼働は、福島原発2号機の核分裂が発生していた(キセノンが確認されている!)ことが明らかになる中での強行であり、あくまで再稼働ありきの野田政権と電力資本の悪辣な姿を際だたせた暴挙であった。同時に、全国の怒りを集める「やらせメール」にあらわれた九電の安全無視・人民無視の体質は何一つ変わっていないことを赤裸々にするものだ。

 全員が九電への怒りを新たにし、玄海原発再稼働弾劾! すべての原発をいますぐ停止させようとの決意を固めあった。われわれも九電の松尾会長、真部社長、佐賀県知事・古川や九電労組委員長・久保を辞任に追い込むためにともに闘うことを確認し、11・6労働者総決起集会から11・13反原発福岡一万人集会、11・20な全・福岡結成へ総力で突き進むことを誓い合った。(九州・F)



11月2日(水)
今日は、動労千葉の高石さんを迎えて、労組周り。
近所の職場を何度も繰り返し訪ねて、顔見知りの労働者とアポイントを取ったり、ここの職場は何時ごろがいいはず、と、訪問順を練り直したり、と、準備も万端。
そして、スタート!
訪問してみると「9・11の明治公園6万人に参加していた、という職場では「原発反対」で、かなり、話になる、というのが実感です。
「動員があったから、というだけで明治公園に参加したのではないんです。自分も原発には反対ですので。」と、話してくれる労働者もいました
高石さんがここにいる、というのが、まず何よりのインパクト。
「うちの職場でも取り組んで見ます」という職場が新たにできたり、
「原発反対の署名を持ってきてください。取り組んでみますから」
と、提案してくれる組合があったり、と、大成果の一日でした。
原発に対する怒りで、情勢が一変していることをひしひしと感じる労組周りでした。

2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、
ホウ酸注入 福島第1原発

産経新聞 11月2日(水)9時32分配信

2号機で核分裂の可能性 キセノン検出、ホウ酸注入 福島第1原発
2号機原子炉建屋外観(2、3号機間西側高台から撮影)=9月24日、福島県大熊町(東京電力提供)(写真:産経新聞
 東京電力は2日、福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体に半減期が短い放射性キセノン133、同135が含まれている可能性が判明、溶融した燃料で核分裂が起きている恐れが否定できないとして、核分裂を抑えるホウ酸水を原子炉に注水したと発表した。

 東電によると、2号機の原子炉の温度や圧力、放射線量を測定する敷地周囲のモニタリングポストの値には、目立った変動はみられないといい、核分裂反応が起きていても規模は小さいとみられる。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、検出されたのはごくわずかで、キセノンなのか、誤信号なのかを分析中。2号機の燃料は事故で冷却水がなくなって溶け、原子炉圧力容器の底や、その外側の格納容器の底に漏れてたまったと推定されているものの、大きな塊になっていれば局所的に核分裂が起きることはあり得るという。

 東電は圧力容器に冷却水の注入を続けており、保安院は、原子炉の状態は安定しており、核分裂が拡大し燃料が再溶融する恐れは低いとみている。

 放射性キセノンは核分裂に伴い発生する。東電は先月28日、2号機の格納容器内の気体を吸い出して放射性物質を除去する装置を設置しており、1日に採取した気体を分析したところ、キセノン133と135が含まれている可能性があることが明らかになった。このため、2日午前2時48分に原子炉への注水ラインからホウ酸水の注水を始めた。東電は、キセノンの検出が続くかどうか、状況を見極める。

 2号機の圧力容器下部の温度は100度を切り、安定的な状態が近づいているとみられており、政府と東電は、原子炉が安定状態となる「冷温停止」の年内達成を目指してきた。

 だ  ん   け  つ 2011年11月2日
№705
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

原発も基地もいらない! 
沖縄で福島とつながるデモやりぬく
 10月30日、「NO原発! NO基地! 福島とつながる10・30沖縄デモ」を、福島とつながる沖縄デモ実行委員会の主催で、労働者、学生、子連れのお母さんなど50人の参加でかちとりました。

 デモの出発前、県庁前広場の集会であいさつに立った青年労働者と学生は、「野田政権が福島の声を押しつぶして原発の再稼働、新増設や輸出に踏み出そうとしていることを絶対に許せない。今すぐ原発をなくすために、沖縄から福島の人たちとつながるデモをやろう。辺野古への新たな基地建設を絶対に止めよう。原発も基地も、根っこは一つ。沖縄から基地をなくす闘いは、福島を中心とした原発をなくす闘いと一つに結びついたときに展望が開ける」とデモの意義を訴え、次の行動方針として11・6全国労働者総決起集会、12・11全国アクション企画への結集を呼びかけました。

 集会ではまた、福島からの避難者のメッセージ、9・19明治公園のフクシマアピールが紹介され、沖縄の元基地労働者が「福島の原発は日本の核武装のため、沖縄の米軍基地はアメリカの侵略戦争のためにつくられた。今日のデモは重要だと考えて参加した」と決意を語りました。

 デモ隊は、福島出身の姉妹が先頭に立って出発。「原発いらない! 基地もいらない!」「社会を変えよう! みんなで変えよう!」という怒りと熱気にあふれたコールは沿道から大注目を浴び、手を振ったり、拳を突き上げたり、デモに飛び入りで参加したりといった光景がいたるところで見られました。修学旅行で那覇を訪れた高校生たちが「すっげーリズムいいじゃん」とコールを唱和する場面も。

 原発再稼働と辺野古新基地建設へと突き進む野田政権打倒! フクシマの怒りと連帯し、11・6全国労働者総決起集会に総結集しよう!(U)

フクシマの怒りと一つになり、
東日本解放共闘が狭山集会かちとる
 部落解放東日本共闘会議は10月29日夕方、73人が参加し東京・品川の南部労政会館で狭山集会を開催した。不屈に闘う無実の部落民・石川一雄さんと連帯し、東京高裁・寺尾無期判決37カ年を糾弾、第3次再審闘争に勝利する決意を新たにした。前日の28日には東京高裁要請糾弾行動に立ち、経産省前での福島の女たちの座り込み行動に合流。当日も国家と東電資本への怒りを解き放つ座り込みとデモ、経産省包囲行動をともに闘った。
 「差別裁判うち砕こう」を斉唱した後、石川さんから狭山闘争支援者にあてたメッセージが読み上げられた。「証拠開示は専権事項」として拒否する検察を弾劾し「『無罪・勝利』までとことん闘い抜く決意」と、支援者の奮起を促す言葉を全員が胸に刻んだ。

 10月16日に福島の仲間を迎えて反原発・住宅・狭山全関西集会をかちとり、西郡更地化・廃村攻撃に対し支部1千名建設で立ち向かう部落解放同盟全国連西郡支部からもメッセージが寄せられた。

 基調報告を全国連杉並支部の田中れい子支部長が行った。「フクシマの怒りと一つになり、反原発・反失業闘争を闘おう。西郡住宅闘争を全国的闘いに押し上げ、新自由主義と対決する部落解放運動の力で狭山闘争に勝利しよう」と鮮明に提起し、11・6労働者集会1万人結集への総決起を訴えた。続いて全学連の内海祐一君が福島現地行動隊として2週間闘ってきた特別報告を行い、動労千葉の滝口誠特別執行委員が主催者あいさつを行った。決意表明の冒頭、動労水戸から勝田車両センターの執行委員が、被曝労働拒否の2波のストライキで青年も決起し放射能汚染車両の検修を阻止したと報告、職場を基礎にした実力闘争の威力に大きな拍手が起こった。東京労組交流センターの自治体労働者、婦人民主クラブ全国協議会に続いて全国連品川支部と杉並支部が発言した。品川支部は「要請行動の後の高裁前街宣で署名した人がここに参加している。やればできる。11・6集会に地域の青年も参加する」と勝利感あふれる決意を、杉並支部は「27日から3日間経産省前の座り込みに参加した。労働運動で原発を止められる」と階級的団結にかける決意を表明した。

 11・6日比谷を1万の団結で埋めよう! 原発再稼働阻止! 野田政権打倒!へ突き進もう!(東京・TK)


11月1日(火)
 


すべての原発いますぐなくそう! 
このビデオを店前で一日中、放映していきます。
10・12 ビデオ署名
9・27 ビデオ署名
9・22-23 ビデオ署名 9・20 ビデオ署名
9・18 ビデオ署名 9・17 ビデオ署名
9・14-15 ビデオ署名 9・10 ビデオ署名
9・9 ビデオ署名 9・8 ビデオ署名
9・7 ビデオ署名 9・6 ビデオ署名
9・19 さようなら原発・明治公園集会 ビデオ
福島の大部隊が入場してきました
9・19さようなら原発アクション-デモ②山本太郎・飛び入りコール

三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動


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