日  誌
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東京北部ユニオン
(旧・福祉労働者連帯ユニオン)
 
「街」分会 
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2008年・2007年
 2010年日誌  2011年日誌
スケジュール
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm


3月10日(木)
昼食はカレーうどん
夕食はお好み焼き 甘海老・イカ沖漬・ブリの刺身
関町地区の精神保健にかかわる関係者の懇談会に出席しました。
区役所・中部総合精神保健福祉センター・社会福祉協議会・共同作業所・居宅介護事業所・病院・ボランティアコーナーなど、地区でネットワークを作ろう、と保健相談所で集まりました。
 
会の中身はそれぞれの現状の報告、課題を出し合っての討論です。
「街」のような共同作業所にかけられている障害者自立支援法もそうですが、病院の退院促進支援事業も、中部総合精神保健福祉センターも、社会適応訓練事業も、あらゆる分野での福祉切捨てが、切実に報告されていました。
 
福祉切捨て、民営化・外注化がここでも差し迫っています。労働者の階級的団結が今こそ必要です。闘い抜きましょう!!


ウイスコンシン州に続いてミシガン州でも議事堂占拠
動労千葉を支援する会のホームページから転載

2011年03月09日
中東クウェートで若者が抗議デモ、首相の退任を要求

 だ  ん   け  つ 2011年3月10日
№554
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

「エジプト革命に続こう!」
の声
広島の街に響く
 

 広島の国際婦人デー集会は、3月6日午後1時から市内アステールプラザで集会、その後、雨の中元気にデモ行進を行った。「エジプト・中東革命に続こう!」と「戦争と大失業の菅政権を倒そう!」の鮮明なスローガンを掲げて、51名の参加で勝ち取られた。

 反戦被爆者の会の下田禮子さんの開会あいさつを受け、婦人民主クラブ全国協広島支部から「中東・全世界で資本主義体制が崩壊している今こそ、ロシア革命の口火を切り開いた国際婦人デーの革命的精神をよみがえらせて闘おう。戦争と大失業の菅政権との対決━とりわけ国鉄方式での保育所民営化、首切り・非正規職化の攻撃を国鉄全国大運動と一体でたたかおう」と基調提案し、さっそく、エジプトからの広大留学生モハメドさんの特別アピールに移った。

 モハメドさんは、エジプト革命の映像を写しながら、ムバラク政権の下で長期に続いた強権支配と高い失業率と物価高騰に対する青年労働者、学生の怒りが頂点に達して闘われた革命だとアピール。権力の別働隊が騎馬隊でデモ隊に突入してきた時の決死の攻防や、官製労組の支配を打ち破ってかちとられたタハリール広場の労組による自治・運営の様子、またキリスト者が宗教的枠をとっぱらって闘おうと演説している映像などなど、参加者は、モハメドさんの「変えようとする意志があれば、どんなに困難でも変えられる」のメッセージに熱い連帯の大きな拍手を送った。

 その後、セイブ・ザ・イラク・チルドレン広島、高陽第一病院労組、広大生、広島連帯ユニオンのメンバーがそれぞれ闘う決意を表明して集会を終えた。(広島・I)

関西で国際婦人デー集会
八尾市の会場に熱気あふれる

 3月5日、大阪府・八尾市のプリズムホールで「3・8国際婦人デー集会」が婦人民主クラブ全国協・関西ブロックと関西労組交流センター女性部の共催で開催された。

動労千葉からのメッセージが読み上げられた後、婦民関西ブロック代表の山本美知子さんが「エジプト革命に続こう! 3~4月の闘いで菅民主党政権を打ち倒そう! 女性、すべての民衆をプロレタリア革命に組織しよう!」と題して基調報告を行った。
 山本さんは「ロシア革命の口火を切った3・8国際婦人デーにおける女性労働者のストライキ・デモと、今エジプト革命で闘われていることはまったく同じです。職場・工場における労働者の組織化の日常不断の闘いが官製労働組合の支配を打ち破り、闘う労働組合による革命に結びついている。路上に投げ出されて命を落とすか、戦場で殺されるしかない、こんな資本主義はもう終わってる! この時代に革命を絞め殺す連合や日本共産党や既成女性運動を打ち破り、職場から菅政権もろとも資本家どもの腐りきった社会をひっくり返そう! その基軸こそ国鉄全国運動だ。絶対許さないという動労千葉の北嶋君の言葉は、労働者をモノのように使い捨てる社会への非和解の怒りであり、すべての職場に共通の怒りだ。60万保育労働者の『国鉄型』解雇=子ども子育て新システムを、体制内をぶっとばして阻止しよう」と力強く訴えた。

 続いて関西労組交流センター女性部を代表して、八尾北労働組合の灰垣美佐子さんが「新自由主義によるむき出しの攻撃が襲いかかる今こそ、女性部の位置が死活的。闘う労働組合を甦らせ、エジプト革命に続きともに日本革命に突き進みましょう」とアピールした。さらに4月の市議選に打ってでる末光道正八尾市議があいさつに立ち、「エジプト革命は世界革命への道が分水嶺を越えたことを示している。TPP推進や大増税、そして八尾北医療センターつぶしの菅政権や田中市政を打倒しよう。市議選に勝利して労働者、とりわけ青年・婦人を獲得しよう」と決意を述べた。

フリートークでは、西郡住宅闘争を闘う地元・西郡の住民、3・20全国闘争の先頭に立つ全学連の学生、関西各地で保育新システム攻撃と闘う保育労働者、国鉄闘争全国運動の中軸を担う国鉄労働者、教育の民営化と闘う教育労働者などが次々と発言に立った。とりわけ子ども子育て新システムとの闘いにおいて、「日本共産党・全労連は『よりよい保育所を』などと、一見新システムに反対するポーズをとっているが、彼らこそが自治労以上の推進部隊となっている。『保育労働者の首切り攻撃』としてはっきりさせ、絶対反対で闘おう」という保育労働者の職場からの訴えが参加者の胸を打った。最後に青年労働者のアピールが行われ、団結がんばろうで熱気あふれる集会を締めくくった。

集会に先立ち、近鉄八尾駅前で街頭宣伝が行われ、リレートークでの「八尾をタハリール広場にしよう!」という訴えが道行く人を釘付けにし、至る所で討論の輪ができた。ここにもエジプト情勢がある! このうねりを3・20代々木公園につなげよう!(関西・K)

3月9日(水)
 早朝6時半から郵便局前でビラまきをしました。
「現場の労働者・労働組合の団結した力で雇い止め=解雇を阻止しよう!」
と、声をかけながらまきます。
 
しばらくして、職制が見張りにきました。ビラを受け取った労働者の顔をわざとらしく覗き込んだり、労働者がビラをうけ取りにくくする“パワハラ”そのものです!
でも、そんなことじゃぁ、労働者はめげません。堂々と受け取る人がたくさんいます。
 
「ペリカン便との統合以来、中はガタガタだよ。ひどいもんさ。」
赤字が膨大といっても、そんなの労働者のせいじゃない。みんな斉藤社長や、鍋島社長が招いたものですよね、と言うと
「その通りだ!こういう活動をしてくれてありがとうね。心強いよ!!」
と、労働者はいきなりの解雇、雇い止めに怒っています!!
 ホームページへ
 その後、街に戻ると、
9時20分、街の裏でごそごそ物音がする。人の話し声もする。何かと思って見に行くと、「街」の敷地内で、「街」の脚立に上って隣との塀を覗き込んでいる不審者がいる!!
こそ泥か!と思ったら「東京都第4建設事務所の松岡寿というものです」という。
腕章が無い。身分証明は、コートの中らしく、見えない。
 
何をしているのか、と訊くと、曰く、
・「腕章をつけるのが、住民との確認事項じゃないか?」
松岡 「そんなこと知ったこっちゃない」

 「身分証明の名札は?」
松岡「寒いから、コートの中に入れている」、子供だってそんなヘタな言い訳をいないぞ!
 「何しに来たのだ?」
松岡「石神井川の拡幅工事のための用地測量だ!店子には通知しなくていい。許可なんかいらないんだ」。

 「泥棒と同じじゃないか」、
松岡「訴えるなら訴えていい」と、開き直る。
松岡「あと半年で退職するから、どうなろうと関係ない」なんという無責任なヤツだ。
そんな無責任なヤツを送り込む、東京都第4建設事務所も、同罪だ。
 
「私たちは、石神井川の拡幅工事について、何の説明も受けていない。」
 
 「現況測量」の時は、早朝5時半ごろに来た。昨年の「用地測量」の時は、地主に連絡しないで、茨城県に住む地主の息子と示し合わせて、私たちの居ない時間を狙って、こそこそ「街」の敷地の測量をした。松岡は「それは、自分がやった」と認めた。「騒がれるのがいやだったから」、「街」には知らせなかったともいう。
 
 松岡寿は、泥棒のように逃げていったので、東京都第4建設事務所の内野課長に問い合わせた。
内野課長「腕章は着けるのが基本」「松岡の嘘」が判明。
内野課長「今回の測量は、地主にも許可を取っていない」
内野課長「この担当者が今日、何をしているのか、細かいことまで把握していない」という。
 
無断で使った「街」の脚立も使いっぱなし、出しっぱなしだ!片付けていない!なんたる非常識だ!
東京都!!住民を、住民の生活を何だと思っているのか!
石神井川拡幅工事は、絶対に許さないぞ!
見た目にも、こそ泥風の東京都第4建設事務所の松岡寿(白いコート)
昼食はリッちゃんのカレー 盛り放題
人参サラダ →
夕食は塩ちゃんこ、肉鍋 夕食は塩ちゃんこ、野菜鍋 三里塚の高菜のお浸し
飯田さん作
3/8抗議行動動画
3・14法大弾圧を許さない法大生の会のブログから転載
賛同の署名も続々集まり、行くという人が何人も生まれています!

ビデオ2011年エジプト2月革命

エジプト蜂起の火付け役となったアスマ・マフフーズとユーチューブのビデオ

動労千葉を支援する会のホームページから転載
26歳のエジプト人活動家、アスマ・マフフーズは2011年1月18日、1月25日にタハリール広場に集まって、ホスニ・ムバラクの“腐敗した政府”に抗議するよう人々に求めるビデオをインターネット上に投稿しました。彼女の感動的な呼びかけは、最終的にエジプトの蜂起を奮い立たせることに一役買いました。「女性である私は、タハリール広場に行き、一人で立ちます。そして私は横断幕を掲げます。たぶん人々はいくらかの敬意を表してくれるでしょう。」マフフーズは続けます。「これ以上安全でいられるとは思わないでください。私たちの誰も安全ではありません。私たちと一緒に広場へ行き、あなたの権利、私の権利、あなたの家族の権利を主張してください。私は1月25日に広場に行き、腐敗と現政権に対してノーと言います。」
字幕動画はこちら
エジプトからのメール
日本アラブ未来協会の田中です。
エジプトからのメールです。
革命の息吹が感じられますね。
とめよう戦争への道!百万人署名運動 のホームページから転載
こんにちは。
カイロからお便りします。エジプトは初めてです。ムバラク時代にはマークされるのが怖くて来れなかったのです。

カイロでは毎日、デモがあります。タハリール広場ではテントに寝泊りしている人達がまだたくさんいます。昼間は静かですが、夜になると仕事が終わって皆広場に集合してきます。『アフマッド・シャフィーク、家帰れ。』と怒鳴っている集団もいます。タハリール広場のみでデモをしているのではなく、道を歩くたびにデモを見ます。

銀行の前でのデモを見ました。『銀行の頭首を降ろせ。銀行員の給料を上げろ』などのスローガンでした。
今朝は職業安定所前で、デモがありました。失業手当がきちんと払われていないことに対するデモです。
この職業安定所の座り込みデモは夜になった今でもまだ続いています。
皆家族一家連れで毛布を持って来ていて、路上で食事をし、寝泊りしています。
根性が入っています。彼らは要求が受け入れられるまで帰らないつもりです。
素晴らしいです。

夜、彼らの警備に当たっている軍隊の1人が近くのお茶屋に来ました。コーヒーをすすって暖をとっている私に、『どこから来たの?』と、笑顔で話しかけてきました。
『僕は嬉しいんだ、こうやって民衆が不満を口に出して言えることが』と、自分の職業を忘れてしんみりと言いました。
『私も嬉しいよ』というと『ありがとう』と返って来ました。
お茶屋のおじさんは、『まだだめだ。でもあと3年、5年したらもっと良くなるよ。』と、希望を持って言っていました。

ministry of archaeology 考古学の省の前でもデモがありました。座り込みをしている人も数人います。
参加している人から聞いて分かった限り、考古学関係の仕事をしている人の給料を上げろ、仕事が無い場合は、失業補償をしろという要求です。
プラカードを持っている人、大声で怒鳴っている人、数百人のデモです。座り込んでいる人にインタビューすると快く返答してくれました。
考古学省の建物の前に止まっている豪華な車に大変な人だかりがあり、車の中にいる2人に向かって、皆大声で怒鳴ったり、大声で話しかけたりしていました。中にいるのは考古学省(他に言い方あると思いますが。)のトップの人たちでした。トップがどのような対応を取っているのか見たくて、軽く100人はいる群れの中、人ごみをよじ分け、開いていた前席の窓に群がっている集団の最前まで行きました。
外国人の私をみたデモ隊たちは私を喜んで前に通してくれました。エジプトが好きになりました。
『すみません、1つだけ質問があります。あなた方はこれらの人々の要求に対して考慮するつもりですか?』と聞きました。返答は笑顔で、『はい』でした。

他にも、Ministry  Of Education の前でデモをしている学生達を見ました。
『教育システムを変えろ。すべての国民に教育を!』もっとあります。国立病院の職員達の座り込みのストライキ。
看護婦さんたちが看護服を着たままで、Ministry Of Health の門の前で座り込みのストライキ。門の中側には上層部の困惑した 顔。門を開けようと皆が門の鎖をがちゃがちゃいわせて潰そうとしたので、軍隊たちが走ってやってきました。
彼らは発砲しなかったし、暴力は一切ふるいませんでした。
写真を撮ろうとしていると、怒った看護婦の長のようなおばさんが私に殴りかかるような勢いで『写真なんか撮るんじゃないよ』、ときたので諦めました。

ムバラク時代には許されなかった言動の自由。
30年の間、人々の胸の中に溜められていた政治の主権者、政府機関のリーダー、会社の頭首に対する不満が、今皆の心の中から噴出しています。
頑張れ、エジプト。

 だ  ん   け  つ 2011年3月9日
№553
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

仙台で国労春闘行動、
「ともに闘おう」の訴えに組合員が次々署名
 仙台で開催された3・4国労東北春闘総決起集会、3・5の11春闘国労仙台総行動に、全金本山労働組合、みやぎ労組交流センター、みやぎ連帯ユニオン、福島労組交流センター、そして、東北大学学生自治会の仲間が登場し、「闘争団の組合員籍剥奪許すな! 国労の解体許すな! 国鉄分割・民営化に反対し、解雇撤回つらぬこう!」の大宣伝を行った。

 とりわけ3・4では、国労秋田闘争団の小玉忠憲さんを先頭に、仙台市民会館前に「エジプトにつづこう! 菅政権打倒! 国鉄1047名解雇撤回!」の横断幕を掲げて登場した。

 
 強烈な寒風が吹きつける中、小玉さんは続々と結集してくる国労東北3地本(秋田地本、盛岡地本、仙台地本)の仲間に対し、熱烈なアピールを発した。

 「私は、国鉄分割・民営化に反対して全力で職場闘争を闘ったがゆえに解雇された。以来24年間、国労組合員の仲間と解雇撤回・JR復帰を目指して闘い抜いてきた。この苦闘はすべての仲間と一緒だ。ところが国労本部は、4・9政治和解で国鉄分割・民営化を認め、それと引き替えに和解金を受け取り、4月1日には闘争団の籍を奪い、7月大会で連合合流にむけて国労の解体を強行しようとしている。24年間闘った結果が連合合流と国労解体で良いのか!? ふざけるな! 新人事・賃金制度導入や総合労働協約締結は絶対反対だ。私は4・9政治和解をキッパリ拒否し、解雇撤回・JR復帰を貫く。国労の仲間は解雇撤回を貫く闘争団4人とともに闘うために『国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回を共に闘う国労の会』を結成した。すべての仲間が『共に闘う国労の会』に結集し、国鉄分割・民営化に反対し、解雇撤回を闘おう!」

 組合員は次々とビラを受け取り、小玉さんのアピールを聞いて「国鉄分割・民営化で俺も首を切られたかもしれない。一度は覚悟した。だから、気持ちは小玉さんと同じだ。署名は協力するよ」「うちの分会でも、闘争団の問題は話になっている。切り捨ては絶対に許せない」「4・9政治和解は、俺もおかしいと思っている。国労解散は絶対反対だ」と多くの組合員が鉄道運輸機構訴訟裁判支援の署名に応じた。
 
 翌日の3・5仙台地本行動でも、多くの組合員がビラを受け取り、2日間で実に参加者の1割近い組合員が署名に応じた。エジプト革命は確実に国労組合員の階級的魂に火をつけている。支部、分会が新人事賃金制度反対、総合労働協約締結反対の意見書を次々と提出し始め、現場組合員の中には「闘争団を切り捨てるな!」「国労を解体させてなるものか!」という気運が確実に高まっている。

 国労組合員の危機感と怒りを「国鉄闘争全国運動」「共に闘う国労の会」に結集し、一人の青年組合員に対するライフサイクル配転攻撃に対して、全組合員がストライキに立ち上がった動労千葉のように、闘争団の切り捨てを全組合員が団結して阻止するような国労に作りかえていこう!(IN)

郵政雇い止め 
「支店長の野郎許せねえ」
全国の職場で大反撃始まる

 「全国で非常勤職員への『雇い止め通告』が始まっています。本当に怒りに堪えない首切りですが、絶対に自分から『やめる』と言ったり退職届を出してはいけません。面談では『生活があるから辞めるわけにはいきません。引き続き仕事を続けたい』と答えよう。雇い止め通告や退職強要を受けたら、私たちに連絡を! (賃下げ通告などで)不安な人も連絡してください。雇い止め解雇絶対阻止で団結して闘おう! 職場の仲間の首切りをみんなの力で阻止しよう!」(H局の職場ビラより)

 郵政当局が、3月末を期限に全国で数千人規模の非常勤職員に雇い止めを通告していることに対して、職場の怒りが爆発的に広がっている。「通告」を受けた多くの現場労働者が労組交流センターの窓口に駆け込み、不当な雇い止めや賃下げの実態を怒りもあらわに語り、自分に降りかかった攻撃が、郵政はもとより全国あらゆる産業で起こっている無数の首切りやリストラ、賃下げと同じ問題だと知り、労働組合による団結の大切さを知り、闘いを始める仲間が相次いでいる。
 あらためて明らかになったことは、郵政民営化の失敗のつけを現場労働者に一方的に押しつける郵政当局の怒りに堪えないやり口だ。ゆうメイトへの一方的な雇い止めを「無効」とする広島高裁判決の地平に照らしても現在当局が進めている大量雇い止め攻撃のすべてが違法行為なのだ。

 「郵政危機」は100%経営の責任
 「支店長の野郎、許せねえ!」――現場の怒りは爆発寸前だ。「郵便が潰れる」(週刊朝日3月4日号)などの報道があふれるほどの「郵政危機」の実態は、マスコミですら「宅配便事業の統合で重大な経営ミスが二つも続いたからだ(JPEX計画の失敗と再統合の失敗)」(同)と報道するように、現場労働者には1ミリの責任もない問題だ。政府も総務省もこの事実を公式に認めてしまった。現場の8割を低賃金の非正規職に置き換えるために「民営化の戦略事業」とまで銘打ったJPEX計画を現場労働者の猛反対を押し切って強行したあげくの”郵政崩壊”なのである。

 経営責任をブルジョア的にごまかす(経営陣の総退陣など)こともせず、最も弱い立場の非常勤「数千人」を路頭に放り出して帳尻を合わせようとする悪らつな郵政資本を絶対に許してはならない。JR資本が鉄道の安全を破壊してしまったように、郵政資本は郵便事業そのものを崩壊させつつあるのだ。

 これほどの事態にスト一本も打てないJP労組本部の屈服にもかかわらず、多くの職場で創意あふれる反撃が始まっている。労働組合としてどう対応するかが問題だと、圧倒的な現場労働者が再認識し、大流動を生み出している。「どう闘えばいいか?」という労組交流センターへの問い合わせも急増している。

 不当な雇い止めに反撃し、これを跳ね返すことはまったく可能だ。郵政資本に打撃を与える具体的な闘争手段を駆使して、国鉄闘争全国運動とともに、30万JP労組を闘う労働組合によみがえらせる闘いの一大突破口を切り開こう!


3月8日(火)
土曜日「はやぶさ」に乗ってきました。

鉄ちゃんだねぇ。
 
新しい幟
社長の秘蔵品 こんな小っちゃい仏像だけど、何十万円もするそうな!?
昼食は鮭のホイル焼き 豚汁
食後、「前進」読み合わせ
今日は火曜日。毎週恒例の「昼休み前進読み合わせ」です。自由参加ですが、みんな参加してます。お客さんの労働者が飛び入りで参加することもよくあります。

戦争・大失業の菅政権打倒! エジプト革命に連帯!
全国結集で、3・20反戦デモを!!

ということで、よみあわせ。その後、闘う労働組合を甦らせよう。
と、新聞の3面も読みました。
「反合・運転保安闘争路線の意義と核心」です。

労働運動をめぐる激突の討論となり、3月5日の国際婦人デーに参加した仲間から、集会とデモの感想。
「とにかく、デモで、沿道の反応がすごく良かった!」
「エジプトの革命とか、みんな、テレビなんかで見ているからね」
「警備の警察官の数が、ものすごく多かったね」
「階級的労働運動の怖さを、警察はやっと、認識し始めたってことだ!」
あつい、討論が続きました。

結論は3月20日に大結集しよう、ということ。国鉄大運動を広げよう、ということを確認しました。
夕食は、鶏のガーリック・ソテー



三里塚の野菜のガメ煮 →


麩チャンプルー


アーサー汁 →

ロードアイランド州のある学区でおよそ2,000人の教師が全員解雇
2011年3月5日

動労千葉を支援する会のホームページから転載




規制仕分け詳細と結果速報 - 2011年3月6日 日曜日

ワーキンググループA

A-1 : 訪問看護ステーションの開業要件

  • 開始予定 : 10時30分 (ラテ欄へ)
  • 担当府省 : 厚生労働省

配布資料

  1. 規制・制度等説明シート(PDF形式)
  2. 論点等説明シート(PDF形式)

評価結果

  1. 概要 :
    改革の方向性:
    一定の要件の下で一人開業を認める。
    留意点:
    24時間対応において近隣の医師等との連携を進めるということ等を要件とすべき。
  2. 評価結果(PDF形式)

 だ  ん   け  つ 2011年3月8日
№552
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

沖縄の労働運動再生へ!
「国鉄闘争全国運動・沖縄」が結成総会
 国鉄闘争全国運動・沖縄の結成総会が3月6日、那覇市の八汐荘で開かれた。これをもって沖縄における国鉄全国運動の本格的な推進と労働運動の拠点建設に向かっての闘いがいよいよ始まった。

 国鉄闘争全国運動の呼びかけ人で北中城村議の宮城盛光さんが司会をつとめ、昨年の4・9政治和解に対する反撃が6・13をもって全国各地で始まった。沖縄でも団結して国鉄全国運動をつくりだそうと訴えた。

 最初に、国鉄闘争全国運動の呼びかけ人の伊藤晃さんが「労働運動の再生と国鉄全国運動」と題して講演。その中で伊藤さんは基地問題に触れ、菅民主党政権が非常に危険な役割を果たそうとしていることを弾劾した。

 そして「戦後民主主義(55年体制)の根幹に労働運動があった。中曽根の国鉄分割・民営化はこの根幹に手をつけた。そこから労働者の非正規化・外注化が始まった」「不当労働行為、労働者の意思に反した解雇が当たり前のようになった。それが4・9だ」「国鉄1047名解雇撤回闘争を発展させよう。その条件はあらゆる職場にある。『もう我慢できない』という共通の現実がある。それを結集できるかだ」と訴えた。

 沖縄の呼びかけ人からは金城幸男さん(元NTT労働者)、崎浜秀俊さん(元沖縄県高教組副委員長)、真喜志康彦さん(NTT労働者)から発言がなされ、それぞれから「国鉄全国運動・沖縄」結成への決意が語られた。崎浜秀俊さんから「今の労働組合は首を切られても、賃金を下げられても怒りがない。労働組合がない状態だ。国鉄1047名闘争で労働運動を再構築していこう」という鮮明な提起がなされた。

 その後、各産別・職場から、NTT労働者、基地労働者、中部地区、民間・青年労働者が職場報告を行った。基地労働者からは「動労千葉を支援する会」を結成したことが報告され、NTT労働者は労働組合を甦らせ、合理化攻撃に立ち向かって闘うと決意表明。中部地区の労働者は「社保庁、保育所民営化と闘う。動労千葉のような組合をつくる。ここに未来がある」と述べ、最後に民間の青年労働者は、非正規労働者の置かれた現状、外注化攻撃との闘い、国鉄闘争と自分たちの闘いは一体だと、力強く発言。

 司会の宮城盛光さんから、本日の集会をもって「国鉄闘争全国運動・沖縄」の結成が宣言され、このことが全体で確認された。

 「国鉄闘争全国運動・沖縄」の結成は、沖縄労働運動の新たな再生にむかっての第一歩だ。あらゆる職場に国鉄闘争全国運動の旗を打ち立てよう。沖縄・国鉄で労働運動の主流派へと躍り出よう。そして日比谷公会堂での6・5大集会に結集し、大成功させよう!(沖縄労組交流センター事務局・M)
東京 西部 春闘集会
 2月26日荻窪で、80人の参加で春闘集会が行われた。東京西部ユニオン青年部が準備、司会や基調、まとめをすべて担う溌剌とした集会だった。

 冒頭の動労千葉第一波スト報告DVDの上映に続く基調報告は圧巻だった。
 「エジプト革命と動労千葉の青年労働者のストライキに続き、国鉄闘争全国運動で労働組合をよみがえらせ、保育の民営化阻止、戦争と大失業の菅政権打倒・統一地方選勝利へ」を柱に、激しい世界革命情勢を自らに引き寄せる時代認識と路線につらぬかれた提起だ。

 国鉄闘争全国運動の呼びかけ人である花輪不二男さん(世田谷地区労顧問)が、「労働組合らしい基調に感心しました。国鉄闘争30年の一つひとつに絶対譲れない労働者の魂がある。昨年の和解で終わらせてはならない」と、労働者の悔しさ、不屈さを忘れずに闘おうと提起された。

 保育民営化反対署名実、動労千葉を支援する会・東京西部の報告の後、北島邦彦杉並区議から、4月統一地方選必勝へ向けた並々ならぬ決意が表明された。街頭・職場・地域で労働者はエジプトに続こう、菅は倒せると高揚している中、議会内外の全政党が、「朝鮮で戦争なんかない」「日本はエジプトと違う」と、情勢に震撼して必死で押さえ込もうとしている。3~4月、区議選過程は菅政権打倒とともにこうした全反動に勝ち抜く闘いだ。米日帝の朝鮮侵略戦争と公務員首切り・労組破壊の民営化・非正規化をぶっ飛ばそうと訴えられた。

 集会は激突している現場闘争報告をはじめ官民の労働者、諸団体の十数人が次々とリレートーク。会場が、拍手・喝采や怒りの共有や激励が続き、青年部のまとめに再度奮い立つ集中した集会だった。集会に先立って街頭宣伝では多くの青年と交歓した。 (Y・S)
東京 南部 春闘集会
 2月26日、大井町きゅりあんで東京南部・春闘集会が開催され、60人の結集で大成功した。

 集会の前段として動労千葉のライフサイクル粉砕のストライキ闘争のDVDが上映された。エジプトにおける青年労働者の闘いと重なって、ブルジョア支配を覆すには、職場生産点を労働者階級が支配するという一点こそが核心にあることに会場は高揚するなか、なんぶユニオン・ワークフロンティア分会の青年の司会で開会した。
 今回の集会のメインは、新宿駅で闘う国労共闘の仲間からの発言だった。JR体制の厳しい支配の中で、「4・9政治和解」の大反動と新賃金制度の分断攻撃、外注化・非正規化の矛盾が吹き荒れている。これとどう対決するのか。「ホームにおける長時間の立ち番が安全無視であること」という職場の矛盾を武器に転化し、分会・班で徹底議論し、また東労組の青年たちをもまきこんで、対当局闘争を組織していった。繰り返し行動することでわずかでも譲歩をかちとったとき、それが職場支配にとって大きな前進になったという職場闘争の教訓が語られた。参加者は国鉄全国運動の展望を実感し、初参加の青年が「次の国鉄集会に行きます」と感想を述べた。

 続いてのJAL子会社・日東航空整備で闘うなんぶユニオンの仲間の発言も衝撃であった。JALの方針というだけで、経営状態は悪くないのに会社清算・140人の労働者全員解雇が通告された。しかし追及を重ねると、実は会社清算は決定ではなく極めて曖昧で、存続する方向さえ議論されていることもわかった。求められているのは闘う労働組合である。その先頭でなんぶユニオンとして闘い、仲間を組織していく決意が語られた。

 さらに動労千葉を支援する会・東京南部、夜勤労働の中で上司の暴力をはねのけて追及行動に立ち上がったなんぶユニオンの青年、自治体職場の労働者、部落解放同盟全国連・品川支部など、南部地域の闘いが青年の職場闘争を先頭にして次々報告され、それが一つに団結し、青年同士の一体感も勝ちとられ、南部交流センターの春闘集会として画期的な成功となった。(東京南部・A)



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